弁No.27 法曹界トップのしゃれた挨拶
弁No.27 24日の夕方、福岡市内の著名ホテルにおいて、福岡県弁護士の新年度役員就任の披露宴が行われました。新人で野次馬気分の私は、勉強、情報収集、顔つなぎ、将来のロー・スクール教育の種々のことを考えて、この1年近くの会合には極力出席するようにしています。もっとも、弁護士会懇親会の会費は、学生・院生とのコンパの3000円飲み放題コースとは、いささか違うので、懐はとても、寂しいものがあります。弁護士会のシンポなどで宿泊先として紹介されるホテルの値段も同様で、貧乏研究者にはこたえます。
さて、先般の法曹三者の歓迎会のときもそうだったのですが、川副新会長の気合いの入った、メモなしの長時間の挨拶には、感動するものがありました。そして、かつては、そうではなかったようですが、広い会場には、実に多様な業界・団体・組織・マスコミの方々が招待されており、法曹三者の内輪の招待会というのとは完全に趣が異なっていました。やはり、参加・見学してよかったです。
そして、私にとって、意外(失礼!)であったのは、法曹三者歓迎会のときと同様に、近藤敬夫・福岡地裁所長と佐々木茂夫・福岡高検検事長の祝辞や挨拶でした。お二人のお話は、いつも、ユーモアたっぷりで、かつて18年くらい前から見てきたドイツの裁判官のトップたちの水準に次第に近づいて来たなぁ、という思いです。検事長からいただいた名刺の裏は、 「裁判員」制度の宣伝です。名刺の表の右上にも、ロゴが入っています(右上)。現時点での名刺の勝負では、検察庁に軍配が上がります。
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