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2005.05.02

行政・自治No.2 30秒遅れによる再教育

行政・自治No.2 最近、自治基本条例に関する講演や研修の際に、次のようなことを話していました。「新幹線の運転士は、平常運転のときに、東京―新大阪間で30秒以上遅れると運転手の訓練所に戻され、模擬運転席での訓練や反省文を書かされるそうです。ニセコ町でも、抜き打ちチェックの際に、行政文書をキャビネットから30秒以内に取り出すことができないと、その課では再教育が行われます。30秒がいかに大事か、分かるでしょう・・・」みたいな話です。そういう講演や研修をするところでは、文書なりデータが何年待っても出てこないところが多いわけですから、新幹線運転手の置かれた状況を聞くと「お~ッ」というどよめきがおきるのが常でした。文書管理のいい加減な自治体では、再教育も反省文の強要もありません。「皆さん、恵まれた職場にお勤めですね」、などと冗談交じりに話していたところです。そこへ福知山線の事故です。
 この間、飛行機、新幹線、毎日のように乗っている在来線特急で、あまりにもアナウンスがひどくなっていると感じていました。「3分遅れて離陸しました。お急ぎのご旅行中に大変ご迷惑をおかけしました」という機内アナウンス。飛行機は気流の関係で定時に到着する可能性が残っているのです。列車の車掌も、駅を出発するたびに、また、到着するたびに、数分の遅れのお詫びをしています。その異常さをずっと感じていたところで、起きるべくして起きた事故のように思います。
 いつの頃からか、人々の集いの場所では、「お忙しいところ本日は・・・」で会合が始まるようになりました。「」という字は、心を亡くしていると書きます。実際にも、そうなのでしょう。それほど、競争して、急がなければならないのでしょうか。
 きわどいダイヤで列車が走っています。この件、また次回に。

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