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2005.07.20

行政・自治No.10 大学の教育設備

050719Seminar_E-Go_DSC_0192050719cabel_DSCF0143行政・自治No.10  数回、台湾の司法改革については休みます。おそらく定年まで最後のチャンスということで、ドイツ側の招待をいただいたので2ヶ月と1週間ほど、ドイツに研究滞在をします。18日の夜にドイツの小さな大学町に着いて、まだ40時間経ちません。あれこれの手続が少しずつ片付き、必須のミネラルウォーターのまとめ買いも、大学スタッフに手伝っていただいてできました。洗濯用洗剤や、水質が違うためのボディーソープから何まで、一応、買い出しが必要です。シュパールカッセ(昔風に訳すと貯蓄銀行)での口座開設も終わりました。これから9月中旬過ぎまでドイツよりブログやホームページを更新します。
 昨晩は、着いてから1日も経っていないのですが、受け入れ教授の大学院ゼミに出てきました。ボリビア出身の院生が、美しいパワーポイント画面で電子政府(E-Government)の導入やその長短について説明をし、討論をしていました。インドネシア出身の女性院生は、同地での電子政府導入の困難性について縷々述べていて、興味深いものがあります。幹部・上司の理解がないなどという部分は、日本の事情とあまり違いないじゃないの・・・などと思ったり。
 ちなみに、画像右は、ノートパソコンでパワーポイントが使いやすいように、プロジェクターにつながった15ピンの接続ケーブル端子が机の上に出ているところです。我が勤務先大学では、あと10数年待っても、こういう設備になるかどうか。毎回、プロジェクターを運び、スクリーンを設定し、片付けている大学で、良い教育などできるかいな、と思いながら、聞いていました。私の勤務先の講義室やゼミ室はゴミだらけなのです。ゼミ室・教室の隅には、髪の毛、古紙、ホコリがたまりきっているし、黒板や机、椅子の上は、チョークの粉やほこり、ゴミなどで、スーツの上着も、鞄もおけないほど汚いのですから、この間訪れたアジアの諸大学より、相当、教育環境は遅れをとっています。いろいろなことを羨望の眼差しで見ていました。演習は、19時開始で、21時半に終わりました。
 1988年4月に、この大学で初めて英語を使ったシンポジウムに参加したとき、参加した19カ国からの実務家・研究者のうち、OHP(オーバー・ヘッド・プロジェクター)使わなかったのは私一人だった、という悪夢を思い出します。あの頃は、まだ、OHPの存在すら知らなかった。恥ずかしい思い出ですが、今も、大学の教育設備(日本の場合には、旧・国立大学を想定して)の差は縮まっていないように感じます。この点は、今年の秋の公法学会報告でも、画像付きで紹介するつもりです。

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