行政・自治No.22 静かな選挙と熱い選挙(その1)
行政・自治No.22 今日は、2枚だけ。ドイツの静かな選挙の様子です。といっても、「静かさ」は、画像では示せないので、ポスター選挙とでもいいますか、相当自由勝手に、サイズ、掲載場所もバラバラの各党や小選挙区候補者のポスターです。左下の大きな看板は、今朝、始めてみましたが、右翼の共和党のポスターが張ってあり、公的な看板なのか私製かわかりません。ドイツ国政選挙の法律の勉強はしたことがないので、詳しいことは説明できません。
下の写真は、8月27日土曜日の昼間、シュパイヤー市(人口5万人)の最大の目抜き通りで、各党がパラソルの下で、政策の説明をしているところです。子どもは、風船をもらっています。ボールペンなども「買収用?」においてありますよ。
いずれにしても静かな選挙ですが、市民が熱く議論をしている場所もあるのです。できれば次回に。
実は、選挙の実質をよく比較研究してみないと、日本の国政も地方自治も、ひょっとして間違った議会制度をもっているのではないか、ある選挙形式を普遍的と思いこみすぎていないか、ひいては、新しい議会像についての発想貧困を招いているのではないかが、わかりません。これも、スイスの自治と比較して改めてそう感じています。
各ポスターの分析は結構楽しいですし、候補者の美人度を強調したものもありそうです。虫眼鏡で見てもわからないサイズにしておきました。
使用しているカメラが複数のため、縦横の比率が一定ではありません。ご勘弁を。