行政・自治No.17 お祭り用の水道設備
行政・自治No.17 15日(月)から20(土)まで、パソコン生活18年間で初めて6日間も電子メールの送受信ができない環境にいました。最近は、そこそこのドイツのホテルでも、無線LANが使えるようになりつつあります。今回は、ミュンヘンとベルリンという最大規模の都会で5泊していたのですが、私の泊まったところは、モジュラージャックも、電話線も、無線LAN環境もありませんでした。正確に言うと1箇所ではモジュラージャックにつなぎましたが、過電流でモデムチェッカーが赤サイン。ダメでした。2箇所の行政機関では、もしや、ということで自分のPCを面談相手の許可と技術スタッフの協力を得て庁内のLANにつなげてみたのですが、やはりセキュリティの関係からつながりませんでした。ドイツのホテルのどの程度かは分かりませんが、 Swisscom Eurospot という無線LANが使えます。この Swisscom は、スイス全土の公衆電話網と同じ名称ですので、Swisscom Eurospot は、多分日本のNTTの子会社的なものに当たると思うのですが、今や、世界展開をしているようです。昨年はこれをドイツで1週間契約で利用しましたが、結構、高いです。この Swisscom Eurospot は、オーストリア、ベルギー、フランス、ハンガリー、イタリア、オランダ、スペイン、イギリスでも使われているようです。それにしても、なぜ、スイスの電話公社なのか。この辺りのことは、素人ですから、よくわかりません。いや、ちょっと調べた のですが、ヨーロッパでも動きが急なので、即断はできません。
携帯電話はいつでも日本に、また、日本からつながりますが、今どきの電子メールにはたくさんのPDFファイルや各種ファイルが添付されていますから、携帯電話をパソコンにつなげて日本に電話して、というのはコスト面からちょっと・・・・。
というわけで、6日以上経っての更新です。
私がいる市は、15日は結局、祝日ではありませんでした。掃除のおばさんは、どの州とどの州では休日だ、とご存知でした。
さて、お祭りの際に気づいたことの2つ目です。写真でご覧のように、街の中に700メートルもの臨時レストランを設置すると、膨大な水が要ります。なんと、道路の地下から、各臨時店舗に配水できるように、もともと配水設備が埋め込んである のですね。床を開けると、電源プラグやLANケーブルを接続できるようにしてある、それと同じです。非衛生的なタンクに入れた水で調理、ということはなくなるわけです。福岡の屋台には参考になりそうなテーマです。ちなみに、左の写真の奥に見える建物、1階は多数の用品店などが入っていますが、2階には、この市の法務部が入っています。市役所本庁は、写真を写している場所より手前にあります。距離にすれば100メートル強、離れているといえるでしょうか。
今日は、ベルリンで、大規模な蚤の市(フローマルクト)を見てきましたが、きれいなトイレが用意してありました。計画的ですね。その話は、また。それにしても、台湾の司法改革に早く一区切りつけなければ。
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