キャンパスの中の野ウサギ
ほとんどの学生たちがいったん退寮した後、学生寮は司法修習生(Referendar)や特別の事情で勉強を続けている学生などが少数滞在しています。ある人は、瓶詰めのキュウリの酢漬けとパンだけで夕食。その翌日は、スパゲッティを茹でて、市販のソースをかけただけの夕食。別のアジア人博士課程の人(国名も年数も分かっていますが、特定できてしまいます)は、数年来、故国に帰っていないのですが、寮の外から料理のために寮の調理場に来ていました。まな板などもまともなものはないので、左手の上に肉をおいて包丁でスライスして、ただ焼いて食べていました。胡椒もなかったのでは。
学生がいなくて静かになった反面、工事が始まりました。昨日は、シャワーを浴びたら、赤茶色の水だけが出てきます。何分経ってもきれいになりません。温水配管の工事があったのです。そういえば、朝から工事の騒音がしていました。今日も、この時間もトンカチの音がしています(15時。日本では22時)。今夜も冷たい赤いシャワーなのか・・・
静かになったキャンパスには、野ウサギが出てきました。とりあえず、自室から撮った写真では1つがいだけです。かつては、ここにたくさんいました。7月28日付けの「行政・自治No.12」の左の写真には、実は、野ウサギが5羽くらい写っています。もう、絶滅したのか、と思っていましたが、ちゃんと残っていました。このキャンパスの周囲は緑しかありません。キャンパスから徒歩で2~3分ほどの木立・雑草地では、今朝ほど、数え切れない数の野ウサギが遊んでいました。
ともかく、数え切れない種類の実のなる木があって、鳥も多いです。すべての種類の木の実を写すつもりでかなりの種類をカメラに収めましたが、あまりに多いので、もう諦めました。こうした環境であれば、日本のようにイノシシ、鹿などが山里に降りてくるような事態にはならないでしょうね。
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