行政・自治No.34 あぁ、ニセコ町!
行政・自治No.34 ニセコ町の町長選挙の結果が出ました。逢坂前町長の意中の人であった岡内総務課長(退職時)が敗北しました。わずか、102票でした。逢坂氏の最初の選挙のときと同様に、激しい選挙だったのでしょう。ニセコ町のまちづくりはどうなるのでしょうか。そして、前の町長派とみられている職員に対する「粛清」などがないことを祈るのみです。今日の読売新聞の見開き特集の表のトップにも、ニセコ町の「予算の本」や「ファイリングシステム」のことなどが載っていましたが、今後どうなることやら。
投票結果
佐藤隆一氏 1729票
岡内隆博氏 1627票
無効18票
そして、九州では、まちづくりの「名門」である湯布院町(大分県)と宮原町(熊本県)が、10月1日に合併により消滅しました。自治の行方が、大いに気になります。
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コメント
「わたしたちのまちの憲法」を読んでから、ニセコにそして、地方自治に興味を抱くようになりました。町長が変わっても、ニセコの自治が後退しないようにとの思いで作られた「わたしたちのまちの憲法」が、今こそ生かされるように祈っています。
投稿: 香田洋子 | 2005.10.10 11:24
以前この回を読んだときは、「前町長派候補落選」をなぜ気にかけていらっしゃるのか分かりませんでした。しかし先日の講義でニセコ町の自治に関するお話を聴いて、私なりに理由を推測しました。ご自分が密接に関わられた前町長時代の施策への信頼感と自信がその理由ではないでしょうか。講義でお話になる先生の姿を見て、私も将来、堂々と語ることのできるような業績を一つでも残したいと感じました。それにしても、ニセコ町の施策の先駆性には驚きました。
投稿: rin | 2005.11.08 18:47