行政・自治No.37 率先して割り込み乗車の高校教師と部活の生徒
行政・自治No.37 日本に帰って1ヵ月が優に過ぎましたが、予想通り、激務の連続。ある他大学の同僚の話では、ロー・スクール発足後に亡くなられた公法(憲法・行政法)専攻の大学教授は4名とのこと。予備軍・待機組は相当いるはずです。このうちの2名は親しい間柄でしたので、ショックは大きいです。1ヵ月経ってやっと、銀行、郵便局などに行く身辺の雑事を昨日やっと半日ほど行いました。土日も皆無の状態が消えるのは退職後なのでしょうか。不在中の郵便物は、研究室、法律事務所、自宅に山積し、今回は腹立ち紛れに巻き尺ではかったら、積んだ状態で総計2メートル50センチありました。当然、未開封の郵便物のヤマです。このため、失礼している返信などが相当あります。関係者の方、申し訳ありません。大学教員宛として来る郵便物のヤマ、弁護士として他の弁護士さん宛てと同一内容のヤマ、さらに私的なものが加わり、非礼の対象、あるいは、届出・返信の期限が過ぎている郵便物がどれかもわからないのがつらいです。
さて、数日前の夜のこと。通勤に使っている特急電車に21時台に乗ろうとしたところ、1列に整然として並んでいる乗客のラインとは別に、勝手に4人ほどが、先頭から数名のところで割り込んできました。女子高生2名は某会社のロゴの入ったスポーツ用バッグを持ち、ラケットが数本。遠征の帰りと見えます。この女子高生には注意するタイミングを失ったので、次に乗ろうとした男性に、いつも通り、後ろに並んで整列乗車をするように注意しました。私は、いつ刺されても、殴られてもいいと思っているので、たいていの場合は、遠慮なく注意します。その注意「統計」によれば、タチの悪い乗客は、世代、性別、職業などは、あまり一定していないようです。なんと、私が注意した男性は、その女子高生の引率教師でした。最後の1人は誰か分かりません。「スポーツさえできれば、割り込んでいい」、「疲れているのだから割り込み乗車も許される」、そんな感じでした。彼ら3名は、数少ない停車駅で、私より先に降車しましたので、高校名の察しはつきますが、一部の「教育者」って、よく割り込んでくるおばさんたちより悪いのかもしれません。勝利至上主義に毒されている部活も問題なのかもしれないと感じたものです。
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コメント
勝ちさえすればそれで良い、という勝利至上主義ゆえに、暴力行為などを隠蔽した高校野球のような事例が頻発するのでしょうか・・・。
電車の割り込みは論外ですが、電車に乗るときいつも気にかかるのが、降りる人が終わるまで乗車を待てない人たちの多さです。隣の列より少しでも早く乗りたい!?これも勝利至上主義・・・?
投稿: 香田洋子 | 2005.10.29 16:44
2m50って・・・想像を絶する量ですね。
わが大学の先生たちもすさまじく忙しいようで、昨日もお世話になった先生からすごい状況を聞いたばかり。どうぞお体には気をつけてください。
投稿: Kaffeepause | 2005.10.30 13:22
今まで測ったことはなかったのですが、このたびは、「あんまり」だったので、自宅では巻き尺を持ち出し、研究室と事務所は、30センチの定規を尺取り虫みたいにして。今頃、7月の請求書とか、7月締切の原稿の督促状(失念していたものとか (-_-;) )とか出てきて、大慌て。それにしても、我が大学内の印刷物がものすごいです。各研究院、センター、研究所、本部(その各種委員会やサブ組織も)、各地区が、それぞれにカラーの刊行物を出していて、凄い額の支出になっているように思われます。どれほど読まないまま捨てることになる学内印刷物があるか、今、コレクターになっています。どの大学でも似たようなことが、ここ数年で起きているのではないでしょうか。
投稿: 木佐 | 2005.10.30 18:15