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2005.11.21

弁No.49 新人弁護士研修がまだ終わらない

弁No.49 私と同じく行政法を専攻されている学習院大学高木教授も弁護士登録をされています。同教授のホームページ 『高木光のライブ行政法」には、新人弁護士研修についてのコーナーがあります。
 実際に担当された国選弁護事件の「受任」から「報酬振込み」(額)までお書きになっています。研修としては、当番弁護士としての出動が2回、法律相談が2回(計5件)、委員会研修として仲裁センター運営委員会(傍聴)、倫理研修、日弁連集合研修、第一東京弁護士会集合研修、となっているようです。同教授が受けられた研修が以上ですべてだとすると、私の所属する福岡県弁護士会に比べると研修のノルマは、半分以下のようです。私の研修プログラムは、2005年3月9日付けのブログにある福岡県弁護士会の「研修プログラム」をクリックしてみてください。多くの座学研修のほか、国選弁護事件2件、当番弁護士2回、法律相談も4回(私の場合、計15件)、少年付添事件民事・行政訴訟などを2件、人権救済申立事件などもありますので、研修ノルマは一弁の2倍くらいありそうです。
 昨年の10月に始まった弁護士としての最初の国選弁護事件が、先週やっと結審になりました。無罪を求めて争ったので、5回の公判で、1年以上がかかり、最終弁論は、A4サイズで24枚にもなりました。法医学の教授にも出廷していただいたり、拘置所へは10回以上通ったり、準備して提出できなかったり、提出しなかった申立書、証拠調べ請求書なども数種類になったりと、いい経験をしました。この事件の後の国選弁護事件は1回で結審というものもありましたし、研修ではない弁護事件も経験しました。普通、簡裁の判決は、結審後2週間というのが多いようですが、判決の言い渡しは、なんと12月26日(月)、すなわち約6週間後に指定されました。裁判官も悩まれることでしょう。
 いずれ、高木教授のように、1つの事件を時系列的にまとめることができるといいのですが。
 研修としての民事事件は損害賠償請求事件の被告側でしたが、額にして8割勝訴したものの、控訴されたので、まだ係属中です。新人研修のうちの人権救済申立事件の割り当てがあったのは、8月頃。ちょうどドイツにいたので、対応できませんでした。したがって、今年の3月末までのはずであった新人研修は完全には終わっていないのです。

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