実名ブログの怖さ
ある方がお書きになっているブログに以下のような発言がありました。停止される気持ちがわかります。たった1行、あるいは、数文字の文字列も、まったく逆に受け止められたりすることさえあります。
> 最近、特に実名で日記を公開していることのリスクを感
> じている。
> 当然のことながら誰もが見ることができるわけであり、
> 中には、白紙の状態や好意を持って閲覧している人ばかり
> ではないのでマイナスの反応も覚悟しなくてはな
> らない。
> そんなことを気にするくらいなら公開をやめた方が精神
> 衛生上いいのかもしれないが、このページでの情報共有を
> 期待してくれている方がいるのもまた事実である。
> となれば、あまり突っ込まれるようななことは書かない
> 方が賢明かもしれないと思うようになってきた。
> 踏み込んだことを書けないのは残念だが、それがフェー
> ス・ツー・フェースでないネットでの意見表明の限界かも
> しれない。
仮に匿名でブログを持っても、内容でいずれ書き手は判明しますしね。再開される条件が整うことを願っています。それにしても、ブログ閉鎖が多すぎますね。少なからぬ人が差し障りのないこと、ときに、本音でないことを書き始めるとどういう事態が起きてくるのでしょうか?
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コメント
私が参加しているMLではネット上での討論はしない事をルールとしています。討論はあくまでFACE TO FACE。ここのメンバーが経験した別のMLでの苦い思いから作ったルールです。インターネット新聞のJANJAN誌上でも記事に対するコメントがあまりにひどいものがあります。反対意見であっても、顔の見えない状態では相手に対するより深い配慮が必要となるでしょう。
投稿: 香田洋子 | 2005.11.27 10:07
>仮に匿名でブログを持っても、内容でいずれ書き手は判明しますしね。
たしかにそうですね、匿名ブロガーとしてはいつばれてもおかしくないと思いながら記事を書いています。最近は日本中の大学ホストからアクセスがあるので・・・。(もちろん、自分のところからが一番多いのですが。)
結局、最近は書く記事の内容によっていくつかのブログを使い分けているというのが現状です。一度でもFace to Faceで会ったことのある人にしかかけないこともたくさんありますので・・・。
投稿: Kaffeepause | 2005.12.03 15:11
コメント、有り難うございます。「特に実名で日記を公開していることのリスクを感 じている。」とお書きになったご本人には会ってきました。ご本人は意気軒昂ですから、閉鎖は当面に限り、と思いますが、このところの公務員(司法関係含む)のブログ閉鎖には、日本社会の問題を感じます。Kaffeepause さんは、複数のブログを使い分けておられるのですか。私は一つしか、知らない・・・。私のゼミ生で、ブログを書いている、といいつつ、絶対に教えてくれない人がいる。読んで見たいのだけど。
投稿: 木佐 | 2005.12.03 22:28