法教育No.5 サービス業としての心得 ― お客様対応
法教育No.5 いかにお客様に「ご愛顧」いただくか、第一線の営業マンである大学教員の苦悩は、それなりにあります。
今年の「行政法1(新カリキュラム名)=行政過程論(旧カリキュラム名)」のお客様の入場データを、2年前の担当分と比べたものです。ミゾレが降ったあと、粉雪が舞う寒い昨日のキャンパスの大講義室にお越しいただいているお客様は、現状では、2年前の同一講義よりも、多くなりました。折れ線グラフで見る限り、クリスマス、年末に向かう時期に(お互いに)頑張っている様子がうかがえます。配付資料もインターネット上で、カラー版のパワーポイント画像を配布するなど、零細企業努力は続けておりますが、いつまでもつやら。あと数回のところで2年前との差が顕著になるか、同じカーブになるか、判明すると思います。年度末には、お客様に採点される身になります(学生による授業評価)が、まな板の上の鯉です。
毎年、第11回前後で、ガクンと出席者の減る講義がありますが、これは大学祭明けのときです。屋台や展示会でお疲れの跡がデータ上も見えます。
なお、本年度の第17回講義においては、同一筆跡による3枚のカードが含まれていますので、その分は、差し引いて見てください。この講義は、決して出席カード提出を強要しているわけではないのですが、学生心理として提出しただけで退席する、というタイプもありうるのですね。無駄な努力です。最近5年生の名義の出席カードを下級生が書いているのも発見しました。「いずこも同じ、学生の行動」(読み人知らず)・・・・かな。
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