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2006.06.19

大学における成績主義ボーナス支給の現実(1)

 このところ5~6年、経験してきた九大法学研究院におけるボーナスの成績主義配分の実態を紹介する前に、本年度からの給与引き下げや、新制度について書いておかなければなりません。

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 2006年4月1日、九大では基本給が平均4.8%程度引き下げられました。ただし、若手は引き下げを行わず、中高齢層については最大7%引き下げ、給与カーブをフラット化するということが行われました。私も7%組に属すると考えていいでしょう(正確に計算していません)。
 その結果、私の場合、息子と私の基本給は、8万円しか違わない、という仰天現象となりました。手取りでは4月、5月とも、残業手当のある息子の方が上回っていました。

 画像で注目すべきは、これから教員のランクも5段階に分けられることです。55歳で昇級停止になるこれまでの制度は廃止され、一部の「極めて良好」及び「特に良好」な方のみが、55歳未満の方の半分だけ昇級する、という仕組みになるそうです。

 次回は、法学研究院(法学部)におけるこれまでの成績主義ボーナス支給の実態について書かせていただきます。

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コメント

ちなみに、息子とは29年の年齢差があります。

投稿: 木佐 | 2006.06.19 10:47

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