木佐ゼミのゼミ論が完成しました
木佐ゼミのゼミ論がやっと完成しました。もう2007年度版ができたのか、とは言わないでください。2006年度版でもありません。
出来上がったのは、2005年度版です。タイトルは、『福岡市のごみ有料化を考える―法的分析および政策過程・実効性の検証』です。当時「有料化」問題は、大きなテーマでした。
全235ページの「大作」です。例により、最初から最後まで、一貫した編集方針で、個別レポートを集めたものではありません。ゼミ生が、タテとヨコの関係になるように各章をクロスして担当し、さまざまな役職を設けて分担整理し、最後は発送作業まで行うという総動員共同体制によるものです。立法(制度化)過程から制度開始後の法的な問題まで詳細に扱っています。もとより、不備な部分もあろうかと思いますが、ゼミ生が約3年にわたって取り組んだ成果ではあります。
印刷費について、私個人の持ち出しがいささかありますので、この共同論文を読んでみたい、という方には、1冊2000円プラス「送料購入者自己負担」でお送りします。私の懐が、少し回復することになります。各ゼミ生は、全員が3000円ずつ印刷費用を負担しておりますので、努力した学生より安くお求めいただけます。
インタビュー調査、資料送付などでお世話になった役所、関係機関、議員、遠くは北海道の専門家(誰のことかすぐわかるかな?)の皆様には、ゼミ生より謹呈させていただきます。もっとも、学内の専攻分野の近い同僚には謹呈いたします。例年のように、国会図書館と九大図書館、法学研究院には寄贈します。そこで、残る冊数は10部強になろうかと思われます。希望される方は、電子メールでご連絡ください。
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コメント
複数の方からの早速の発送依頼、有り難うございます。若干時間がかかるかもしれませんが、しばらくお待ちください。
投稿: きさ | 2007.05.22 00:16