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2008年1月の記事

2008.01.30

行政・自治No.75 遡及効のある税法規定の適用に違憲判断

行政・自治No.75  本日(2008年1月30日)付け各紙に載っていますが、福岡地裁民事2部で、4月に施行された改正税法が1月1日から効力を持つという、いわゆる遡及効規定の適用を無効とする判決が出ました。
 ある女性が、自宅を売却した際に受けられるはずの還付金が法改正により受けられなくなったという事案で、この方は本人訴訟で、こうした遡及措置の違憲・無効を主張されたものです。
 詳しくは新聞を読んで頂きたいのですが、昨晩、19時半過ぎでしょうか、共同通信の記者からの依頼で、結果的に21時頃、コメントをすることになったのですが、共同通信の記事は、通常、各地のいわゆるローカル紙にしか載りません。

 しかし、驚いたことに、今日の午後になって記者からの電子メール連絡で知ったのですが、日本経済新聞や西日本新聞にも、同一のコメントが載っていました。私の共同通信社とのおつきあいの中でまったく初めてのことです。
 新聞コメントについては次のような考え方があり得ます。

 ・全国のなるべく多くの一般庶民の方々に知って頂きたい事項は、読売新聞
 ・世間で言う知識人や研究者に知って欲しいことがある場合には、こうした人々が自宅で取っている可能性の大きい朝日新聞
 ・特定の地元に影響を与えたい発言をする場合は、各地域のローカル紙

 読売・朝日・毎日の記者がどんなに頑張っても各地域ではNo.1になれません。圧倒的最大部数を誇るのは、その地域のローカル紙ですから。今回は、良くてどこかの地域の新聞に載るのかな、という感覚でコメントしたのですが、大事(おおごと)になりました。日経と西日本で同一のコメントなど、通常、あり得ない話でしょう。特に、今回の裁判は、福岡ですから、西日本新聞の記者はどうしていたのでしょう?(ただし、共同通信社の福岡支社は、西日本新聞のビル内にあります。共同通信の記者は、西日本新聞も使うかもしれないと言われていました)

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2008.01.28

弁No.75 浅見裁判官が「日めくり万葉集」出演

弁No.75 タイトルのとおり、浅見宣義裁判官(現在、大分地裁)がNHKハイビジョン放送の「日めくり万葉集」に出演されるそうです。ご本人のご同意を得て、ご本人投稿のMLの文章をそのまま転載させていただきます。

―― 引用 ――

何の間違いか,NHKの「日めくり万葉集」というBSハイビジョン番組から頼まれて,1月31日午前6時55分から5分間出演します。一日一首,万葉集の歌を紹介する年間の通し番組で,240回のうち,3回出演します。忙しいさなかの収録で,しかも緊張しましたので,あまりうまく話せなかった感じがしていますが,一応ご案内します。裁判官室内での撮影でした。2月3日午前6時半からは,その週のまとめ番組があります。私の最初の紹介歌は,山上憶良の地方赴任を歌った歌です。裁判官の転勤にかこつけて紹介しましたが,転勤は裁判官の成長にも役立っているというタッチで話したのですが,果たしてどんな放送内容になるのでしょうか?

―― 引用、おわり ――

 裁判官室内での撮影とは、裁判所も少し変わったなぁ、という印象を持ちます。浅見裁判官からは、「緊張した」と本文にも書いてあるとおりのコメントをいただきましたが、できることなら、当日、拝見したいものです。

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2008.01.22

ロー・スクール完全未修者の合格談

 このブログの読者に九大の学生やロー・スクール生はほとんどいないはずですので、書いても無駄、という感じがしますが、今日のロー・スクール講義で、一人も知らなかったので情報提供です。

 『法学セミナー』2008年2月号に、ロー・スクールにおいて「未修者」で入学し、3年間の学修で合格した方の座談会が載っていますが、座談会出席者である合格者4名のうちの1名が、九大の理学部化学系出身で、完全未修であったM氏です。関心のある方は、彼らの学修(学習)方法を読んでいただければと思います。

 今年度後期のロー・スクールの講義全15回は、今日終了。文字通り少人数教育だったので、学生相互の討論もできてとても良かったと思います。ただ、大きな教室での講義は、学生の方たちの教員ないしカリキュラムに対する要求が、「十人十色」ならぬ「50人50色」×2(クラス) ですから、対応する方も大変です。今、新年度のシラバス作りの最盛期。多数の弁護士さんたちに加わっていただいて新たにすべての面にわたって構想し直す科目もあって、右往左往しているところです。

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2008.01.21

0123456

 このHPの各項目・ページは、何カ所クリックして見ていただいても1件しかカウントされません。相当に時間間隔をおいた場合のみ、再アクセスがカウントされます。著名な方のカウンターでもクリックするたびに1つずつアクセス数が増えるものがあり、私の同僚にもそうしたカウンターが設置されている場合があります。その方に貢献するため?、一度アクセスすると、10回くらいはクリックして差し上げています (-_-;)

 今日は、このホームページが始まって以来の珍しい数字に到達する日です。

 0123456 番目 の方が出てくるはずです。ぶつかられた方は、良ろしければ、スクリーン・キーを押して、画像をコピーして送っていただけますか?

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行政・自治No.74 『実践 そこにしかない地域経営』

080120fukudashinochiikieiei行政・自治No.74 福田志乃さん(『地域政策プラニング』代表)『実践 そこにしかない地域経営』(時事通信社)(2008年1月20日付け発行)(1,900円+税)が発行されました。データは、アマゾンの本書紹介のところで。表紙画像はまだ載っていませんが、まもなく載るでしょう。
 福田さんの思考・行動は、まさに現場主義。昨年末、九州自治体法務研究会に特別講師として一般公開講演をしていただきましたが、大変好評でした。

 第1章 地方が、生き残るためには
 第2章 地域と大手企業で伝える「唯一の文化(価値)」
 第3章 森林を守り抜く“環境企業”の貢献
 第4章 見直される地域(住民)自治
 第5章 ゼロから築き挙げた産業・ビジネス
 第6章 都市と地方部、互いに魅力を感じ合える空間を

 本書では、非常に大雑把にいうと、11の自治体・地域のまちづくり、福田さんの表現では地域経営、の実践が取り上げられています。一つ一つのご紹介は、ここでは無理なので。
 福田さんの思いと私の思いには、非常に多くの共通点があります。私ども、法を扱う人間の仕事は、彼女の地域経営の理念や実践を、法的な仕組みとして柔軟で、しかし、がっしりとしたものにすることにあるのではないか、と考えています。

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2008.01.20

行政・自治No.73 制限速度とは?

行政・自治No.73 上天草から福岡からは車で3時間の距離です。帰りは安全運転に心がけつつ、現場主義に立って、コンプライアンス法令遵守と訳されていますが、やや疑問)の実証実験です。

 車線変更も含めて、著名な会社の特定の定期高速バス(M交通でしょう。フェX号)の後ろをずっと追って安全運転です。80キロ制限ですが、速度は、ぴったり110キロでした。この速度で走るように、時刻表はできているのですね。改めて確認しました。このバスが基山バス停に定刻で着いた時刻に私も1秒遅れで到着。私は到着後1~2分以内に、そこから私用携帯電話をかけていますので、画像上は証拠十分。基山バス停到着予定時刻は、高速バスの時刻表で確認済みです。プロの運転手の神業的運転については、いずれ書きたいことがあります。第3種免許(?)があってもいいように思うくらいです。

 ちなみに、先般は、K県内のH田バス5台(観光バス)に挟まれて、やむをえずひた走りましたが、大体115キロでした。

 速度制限のコンプライアンスって、どうなっているのでしょうね。この制限スピード遵守問題について、普段から不思議に思っていることがあります。それは、また。

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2008.01.19

いちめんのなのはな、いちめんのなのはな

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天草に所用で行ってきました。いちめんのなのはな、を久しぶりに見ました。撮影時刻は17時。もう暗いですが。(上天草市にて)

 帰途の不知火の道の駅では、食用の「菜の花」がビニール袋にぎっしり詰まって都会の3分の1の価格(80円也)。とてもきれいなブロッコリーも半額。飛びつきましたねぇ。

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2008.01.16

行政・自治No.72 「ふるさとは近くにありて守るもの」

行政・自治No.72 「ふるさとは近くにありて守るもの」。これは、『町村週報』の最新号(2008年1月7日号)に載っている大森彌教授の発言です。全国町村会長山本文男福岡県添田町長と大森教授の「町村の行方農産漁村の可能性」というタイトルの新春対談の中で出てくる言葉です。いうまでもなく、オリジナルは、「ふるさとは遠きにありて想うもの」ですが、うまく言い換えられたものです。この対談、市町村合併の功罪、というより、ザイ(罪)について、道州制にも触れつつ、言及されており、共感する内容です。まもなく、ネット上で公開されるでしょう。

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2008.01.15

2007年アクセス・キーワード・ランキング

 昨年(2007年)に、このブログ(というより、このホームページ)にお越しいただいた方々は、どのような検索語でたどり着かれたのでしょう?

 私の名前そのもの、あるいは、それに大学名や、大学の略称をプラスした方がもとより最大でしたが、2番目に多かったのは、笑ってはいけない! なんと、「ソープランド」+「初めて」ではないか、と思われます。もとより、単に「ソープ」と「初めて」とか、「中州」と「ソープ」というのもありましたが、この手の組み合わせが最高得票!

 本当に、初めて行くためにネットで「行き方」というか、「利用の仕方」、さらには、「マナー(?)」などを予習しようとする方が多かったようです。

 上の検索語についで、3番目は、9月以降に猛烈に増えた「アラベラ・美歩・シュタインバッハー」、または、その一部を組み合わせた検索方法でした。秋から後を見る限り、ダントツ1位の検索語になった次第です。

 現在も、かなりの数のブログに、札幌交響楽団やNHK交響楽団との演奏会についてのコメントが載っています。札幌交響楽団では、定期演奏会であったにもかかわらず、ソリストもアンコール、オーケストラの方もアンコールがあったとか。あまり詳しくはないですが、かなり珍しいことでは。

 シュタインバッハーは、2008年も来日公演が決定しています。日程の公表はいずれ。

 結局、私の学問的な、あるいは、職業的なことに関するキーワードでの訪問者は、少ない、ということのようです。

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2008.01.14

虚礼と実礼 ― 年賀状考

 いまさらの感もありますが、新春のご挨拶を申し上げます。

 じっくりと長いブログを書こうとすると構えてしまいますし、読んでくださる方にも、長いのは迷惑だ、という声もあります。そこで、しばらく短いものを、継続的に、と方針を変えてみます。

 さて、年賀状の話です。虚礼だという意見は多く、書く枚数が増える方からは「一切、や~めた」というご挨拶をいただくことがあります。

 形式主義よりも実質主義を大事にするこの私にしては例外ですが、年賀状はかけがえのないものに思っています。毎年、年に1回のやりとりの中で、なつかしい恩人や同僚、親戚からの一言や写真は、何かあったときの命綱にもなります。

 珠玉の名言や、心打たれる添え書きに、心を揺さぶられることも多々あります。何枚か、出所がわからないようにして、挙げてみます。

 年頭に北海道の地方議員の方からいただいた一枚です。この方は、保守系と言っていいでしょう。

<無思想>の方が、どの場にも多く見受けられます。ただ世の中の流れにうまくのっている方が多いのは、平和ボケの日本だからでしょうか?

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