今日は、親のガンの手術日だと・・・
風の便りによると、今日3月11日は、実の親のガンの手術日だそうです。開腹してひどければ、そのまま閉じるとか、心臓が弱ければ、手術も断念するとか。
大学も春休みというのに、2泊3日程度の休みを取っての帰省も不可能です。16日からはドイツへ5泊(これ、ナント2006年度の繰り越しによる出張です。でかける時間がなかったため)、26日からは中国へ4泊の出張。決まっていることの変更は、大学予算の執行手続上許されません。仮に出張しなければ、後の始末手続がどれほど大変なことか・・・
毎日、研究生、院生、留学生、ロー・スクール学生、ゼミ生、卒業生(すでにリッパな大学のセンセーになったはずの人)などなどが、さまざまな推薦状、申請書の執筆、署名、捺印などを求めて、あるいは、いろいろな相談事で来ます。なるべく1週間の余裕を持って来るようにと伝えているのに、「明日が締切です」「締切は2日後です」というのを持参なさいます。今日(正確には昨日)も夕暮れに3枚の推薦状などを書きました。
締切原稿もあれこれ。4カ月も放り出されていた建設工事紛争審査会も再開(裁判長に当たる仲裁廷長(弁護士)が任期切れを理由に逃げ出してしまっていました。弁護士会も県庁も特別に再開のための手続をしてくれたのに、応じなかったため、4カ月の空白期間ができました)。
簡単に出せる行政文書を、条例上の公開期限ぎりぎりまで引き延ばした上で、ちびり、ちびり出してくる行政機関に対して、何度も何度も情報公開請求をすると、自ら墓穴を掘るためにやっているかのように相矛盾する文書を少しずつ「公開」してくれるお役所との闘い・・・。
という次第で、親の手術にも(長男というカタガキ?があるのに)立ち会えません。世間では、大学のセンセーは、春休みでヒマ、と思っておられるのでしょうが、どうしてどうして。
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