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2008.04.03

あれから、ジャスト20年

 4月1日に書くと「エイプリル・フール」と間違われるので、1日ずらしました。

 ちょうど20年前の4月、1988年4月のことです。「開かれた親切な裁判所と行動する裁判官 ― 最近の西ドイツ司法事情」の20回連載を開始した月です(これが、後に、『人間の尊厳と司法権』になりました)。同時に、教授昇進してからちょうど20年。この歳月、もっぱら司法改革にエネルギーを割いてきましたが、結果はどうなのでしょうか。

 北海道大学から名誉教授の肩書きをこの4月1日付でいただきました。北大の方で失念していて1年ほど手続が遅れたということですが、私にとっては非常に大きな区切りが重なって、反って有り難いことと思います。九州に来てからは、何さら研究業績がありませんので、有り難く頂戴いたしました。同僚の中には、名誉教授の称号を辞退して九大に来られた勇気ある方もいらっしゃるようですので、あまり口にすべきことではなさそうですが。この称号の恩典は、北大の自動車入構証、北大植物園の生涯無料入場、職員録の贈与などだそうです。北大植物園には、今まで1回しか入ったことがないので、最大の恩恵はこれかもしれません。名刺サイズの「名誉教授の証」は手書きが基調でして、手書きで書かれた数字で(名-08-04)という番号と生年月日もあって、手作り感が十分に伝わります。ちなみに、名誉教授というと、たいていの方は、75歳くらいのイメージを持たれるようなので、9歳若い大橋洋一教授も九大の名誉教授だ、といって「反撃」することにしようかと・・・考えています。

 他方の「司法改革」を目指した20年。今、本来の司法改革の内容である最高裁事務総局、裁判官人事制度、簡易裁判所判事・副検事問題など、ドイツの司法改革が問い続けたことの何割が日本で解決されたのか、もう少し大局的な見地からの整理が要る時期に入っているように思います。

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