桝添要一様からのお手紙
平成20年(2008年)7月29日付けで作成された「厚生労働大臣 桝添要一」様からの 「ねんきん特別便 年金記録」 が、この11月になって、大学事務局より教員のメイル・ボックスに入れられていました。
私の勤務先は、私学1つと、国立大学だけだったから、年金の記録に間違いはないだろうと思っていました。
去る2008年2月22日付けで、「国家公務員共済連合会 年金部 年金相談室」 から、私が65歳になった段階でもらえる年金額の試算額のお知らせをもらっていました。38年間、マジメに働いた見返りである年金額が、月額で計算しても年額で計算しても、高校教師であった「父親のちょうど半額」しかないと知ってしまい、しばらくがっくりしていました。マンションの家賃代と駐車場代で全額が消える額でした。
定年が近くなった同じ法学研究院の同僚教員数名に、「年金額はどのくらいになりそうか、知っていますか」と尋ねてみましたが、誰も、その額の2倍~3倍くらいあるものと信じておられました。まさか、生活保護基準程度とは思ってもおられないようです。
さて、気を取り直して、桝添様からのお手紙をよく見たら、なんと私学に勤めていた4年分はまったく記載されていません。なんとまぁ、私学勤務の記録さえ、社会保険庁で一括しているはずのデータには入っていませんでした。あわてて、大学の事務当局にはその旨を知らせましたが、同僚教員で大学を変わっている人は、倒産した中小企業の年金記録の喪失事件なみに、記録が残されていない可能性があります。
心当たりのある、特に私学勤務の経験のある方は、再調査をされた方がいいと思います。それにしても、学生数では全国のベストスリーに入るというマンモス大学に勤務していても社会保険(庁の)記録に載っていないというのは、いったい、どうしたものなのでしょう?
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