ブックレット 『分権改革の法制度設計』 アップロード
1997年の夏、いわゆる地方分権改革論議が真っ最中で、国と自治体の間の法的紛争処理制度の設計について熱い攻防が闘わされていた時期に、1週間ほど、ほぼ徹夜を続けて書いたブックレットが『分権改革の法制度設計』です。
これは、同年の8月下旬のある大会に間に合わせるために、無理矢理締め切り日を設定されたものでした。現在、地方自治法に載っている国地方係争処理委員会、自治紛争処理委員の制度と比較して、お読みいただく過去の記録です。現行法が定めている制度は、国地方係争処理委員会で1件だけ、後者にあってはおそらく1度も適用事例がないのではないか、と思いますが、それは当初から予想していたことでした。
81頁ほどあり、A4サイズで印刷すれば44枚くらいでしょうか。
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