独日法律家協会の学会誌全部お譲りします
1988年創立の独日法律家協会(ドイツのハンブルクに事務局があります)の、おそらく日本人では登録第1号の会員でして、年2回刊行されるドイツ語の学会誌『Zeitschrift für Japanisches Recht』を、創刊号より全部持っています。現時点では第26号が出ていますが、置き場所がないために全部、焼却処分しようと思います。
2年間の留学から帰国した1987年、その後、1988年の創立前には、設立の立役者で、その後、理事長をなさっていたグロートヘア・ハンブルク財政裁判所長官(当時は、一裁判官。その後、裁判長裁判官、そして長官に昇任)と、研究者だけの学会は意味がないからどうしたらいいのか、ということを真剣に議論し、同協会の発足前に寄付もしてきました。(日本の一部の文書にはグロテアとかグローテアと表示されることがありますが、同長官はオランダ系で、ドイツ語で言えば、「大きい」を意味する gross と Herr の2つの文字がつながっていますので、ご本人の言によっても、カタカナで書く場合にはグロテアやグローテアはちょっと違うように思います)
ただ、九州のような辺境の地にいますと、会員身分があった期間に一度も東京での行事、いわんやドイツでの定期的な行事にただの1度も出席することは叶いませんでした。
そこで、本棚にまったく余裕がないこともあり、この際、一切を廃棄処分します。送料をご負担いただければ、捨てる前に寄贈します。関心の在る方は、ご連絡ください。近年の各号は、大体300ページ近くの厚さがあります。年会費は、現在75ユーロですが、日本円では大体8千円か9千円だったと思います。したがって、約18万円分くらいの会費に相当する機関誌とお考え下さい。
九大図書館(付属図書館・文系図書室とも)は保管場所がないため、所蔵は無理だと思いますので、寄付(寄贈)する予定はありません。ご希望の方を1週間程度待った後、もし複数のご希望があった場合には、公共的な機関を優先して寄贈させていただきます。
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