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2009年4月の記事

2009.04.24

ドイツビールとRKBラジオカーニバル

09deutschesfest1_medium09deutschesfest2_medium 画像はクリックすると大きくなります。

 2009年5月1日(金)~5月10日(日)にかけて、入場無料で「ドイツビールとRKBラジオカーニバル」が開催されます。

 プログラムは → こちら

 会場: 百道緑道・福岡タワー前広場
 主催: RKBラジオ
 共催: 日本オクトーバーフェスト推進協議会(ジャーマンフェスト2009)
      福岡市民の祭り振興会
 後援: 福岡県・福岡市早良区・ドイツ観光局・ドイツ農産物振興会
 協力: 内閣府ほか

 締めくくり(?)に、百道の会場である福岡タワー地域活性化シンポジウムが開催されます。

 2009年5月10日(日)

 〈基調講演〉 13:40~14:10

 御園慎一郎氏 (地方公営企業等金融機構 理事)
  「地域活性化の動向~食を考える」  

 〈パネルディスカッション〉 14:10~15:30
 
 今長岳志氏(福岡市産業振興部長。
    3月まで総務省選挙課企画官)
 木村俊昭氏(農水省大臣官房政策課。
    3月まで内閣官房地域活性化統合事務局企画官。
    元・小樽市職員)
 三角薫氏(福岡商工会議所商工振興本部長)
 上村禎彦氏(商売繁盛研究会)
 木村三重子氏(環境演出家、NPO環境緑化を考える会)
 木佐茂男(九州大学)

 

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2009.04.22

弁No.95 『テキストブック現代司法〔第5版〕』 やっと刊行!

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弁No.95 『テキストブック現代司法〔第5版〕 』 やっと刊行です。第4版が2000年の発売で(第4版補訂版は2002年で)したから、ほぼ10年ぶりの大改訂です。

 結構、カゲキなことが書いてあったりして・・・

 執筆者は、ほぼ半分が交代しました。

 見本の本はまもなく出来上がりますが、全国発売は5月7日の予定です。ほぼ確実に教科書採用を決めている、という大学の先生方は、著者6名のいずれかにご連絡ください。採用見本用として謹呈させていただく可能性があります(見本謹呈用部数は非常に限られています)。

 キャッチ・コピー(出版社作成)

 「司法改革」先駆けの名著、待望の大改訂    (字の大きさ:大)
       ―さらなる改革のために―

 裁判員制度スタート! 日本の司法を知るための基本書  (中)

 ●裁判所に新風を吹き込む可能性をもつ、あなたにお勧め  (小)

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2009.04.15

弁No.94 「しぶしぶ」の歌、その後(2)

弁No.94 下澤悦夫・元裁判官に宛てて田中・元裁判官が送られた手紙はさらに次のように続きます。この部分もお許しがありますので、日本の裁判官の処遇に関する歴史的証言として末尾まで引用させていただきます。最後の「ご健勝を・・・」という部分は、下澤・元裁判官に対するものです。

…… 田中昌弘・元裁判官のお手紙の続き ……

 なお、今まで話したことはありませんが、ご参考までに。

 ・豊橋支部時代、13期の僕と14期の同僚が同じ民事単独を担当していましたところ、同号棒だったものが、14期の号棒が上がり、僕は据え置きでした。

 ・小田原支部での最後の一年は、転勤して来て僕の右陪席になった期の若い裁判官の方が裁判長の僕よりも号棒が上でした。

 ・退職した平成七年当時は公証人希望者が多くて必ずしも希望通りとはならない状況の下で、同じ小田原支部の12期の刑事部裁判長は公証人希望届を出していたのに叶えられなかったのに、民事裁判長で希望届を出したことはなく、それを口にしたこともなかった僕に、12月の金曜の帰宅後に所長から突然の電話で、富士の公証人はどうか、翌々日曜日までに回答せよとの話があって(内心では公証人を希望していたけれども申出をしても無理だろうと思っていた僕は、喜んで)これに応じた。客観的にみれば釣り出されたという経緯でした。

 こういう話はどのように公表されても一向に構いません。

 ご健勝をお祈りいたします。

…… 引用、おわり ……

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弁No.93 「しぶしぶ」の歌、その後

弁No.93 過日、2009年3月25日付けのブログでご紹介というかお尋ねした「しぶしぶ・・・」の狂歌の作者とその元々の内容が分かりました。

 元裁判官の下澤悦夫氏のご尽力で、かねてから作者と考えられていた元裁判官田中昌弘氏と連絡が取れました。田中氏は、当時の事情についてこのたび書いていただいた全文を公開してもよいとのご返事を下澤氏に下さいました。

 そこで、まず、「元歌」から改めてご紹介します。なお、この元歌は、速達によるお手紙で、それが私に転送されて届いたのが4月3日。10年ぶりの大改訂になる『テキストブック現代司法〔第5版〕』の校了に、あと1時間というところで間に合いましたので、同書(5月初旬に発売予定)に載ります。

 元歌 「しぶしぶと支部から支部へ支部めぐり四分の虫にも五分の魂

 3月25日付けブログの〔5〕が正解であった、ということになります。私は、下澤・元裁判官と同じく、〔7〕が正しいものと記憶しており、上記の原稿に書いておりましたので、訂正を致しました。

 田中・元裁判官からの下澤・元裁判官へのお手紙には、「この件について僕の名が出ることは一向に差し支えありません。」と明言されておりますので、以下、下澤・元裁判官宛のお手紙をそのまま引用させていただきます。

 田中・元裁判官は、ご自身の地方裁判所支部を中心とする勤務先9箇所を列記された後、「思い起こしてみると1981年の豊橋支部のときに3連続支部を腹に据えかねて書いたのではないでしょうか。」と言われています。
 そして、以下の文章が続きます。

…… 以下、手紙原文から引用 ……

 「四分の虫」は「一寸の虫」の原義に対して支部と四分をかけて「身の丈に余る意気地」の意を込めたものでした。
 裁判官の仕事を経て、下手な引かれ者の小唄のほかには記憶に留められる何ものもなかったというのは憮然たらざるを得ませんが、それでもこの自虐的な苦吟が人に知られて、仕事では人後に落ちないというひそかな矜持のみを支えとして、いささかもくじけることなく、終始晴々朗々と勤めた裁判官がいたことをわかって下さる人があれば嬉しいことです。

…… 続きは、さらに載せます ……

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2009.04.13

行政・自治No.102 郷里の市長選

Bataden1dsc_3066_smallBataden2dsc_3071_small行政・自治No.102 気がかりな選挙が連続していて、先日は、東京都千代田区(千代田村?)の区長選挙の実態を詳細に知る機会を得ました。今年は統一地方選の年ではないのに、その他にも連続して、首長選が待っています。

 今日は、高校時代の同級生・長岡秀人さんが出雲市長にさきほど当選しましたので、ほっとしたところです。現職市長さんが最下位でした。長岡さんは、合併する前の私の郷里の市の現職市長。そして、2市4町合併後の副市長を経て、今回、市長になられたわけですが、少しまともなもっと良い市政になることを期待しています。


【速報】出雲市長に新人・長岡氏

 ◇出雲市長選挙開票結果
 (12日22時37分、選管最終)
当54,703 長岡 秀人 58 無新
  18,683 菊地 恵介 33 無新
  16,832 西尾 理弘 67 無現

 2枚の写真は、この3月で最後の勤めを終えた一畑電車のお座敷納涼列車。長岡さんの引率で、貸し切り列車に載った昨年(2008年)8月の写真です。納涼電車のチケットを兼ねたウチワを持って乗車案内(?)をし、乾杯の音頭を取っているのが、長岡さんです。

 選挙前でしたので、掲載は控えておりました。この電車引退記念の全線の様子を移したDVDも買いました。

 今日は、このくらいで止めておきましょう。文部科学省科研費の後始末作業の途中ですので。

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2009.04.03

小学生あこがれの職業

 全国町村会の『町村週報』に「小学生あこがれの職業」という巻頭言(閑話休題)を書きました。

 どうも、日韓だけを比較しても、日本の子どもたちには夢がないようです。大学生になるともっと「現実的」になるようです。

 日本では、もっとも「健全な市民」から嫌らしい職業と思われている政治家が、韓国では小学生のあこがれの職業であるとは・・・

 そして、日本の平均的市民は、正義を実現する職業の順序として、多くの人が、裁判官→検察官→警察官→弁護士 と考えているようですが、これまた、韓国では違うようです。日本では、弁護士は、金儲けを考えている結構いやらしい職業人というのが「健全な市民」感覚であることを最近痛感することが続いています。どうしたらいいのでしょう?

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