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2009.05.27

過労死を期待する超過勤務?

 高齢の教員が死亡すれば、大学としては若い教員をやとって人件費の節約ができるでしょう。法人化して以降、カネの問題だけが大手を振って歩いているような気がします。カネを大学に呼び込んでくる教員こそが大学に貢献する優良教員と評価されるような風潮になっているのでは、という気もします。

 九州大学研究者情報にある私の項目を約1年半ぶりに更新しました。まだ、多くの未記載のものがありますが、ともかく、延べ45時間ほどを使って、5月25日締め切りというデータ入力をある程度終えました。

 入力すべき項目は膨大です。この項目リストをご覧ください。PDFファイルにしてA4サイズ59頁分ありますので、閲覧にはご注意ください。

 それにしても、大学内からしか入力できないため、相当の深夜作業をやらざるを得ません。以前からプログラムの設計がおかしいので、不自由というか、ウソを書くしかないことが少なくありません。

 例えば、著書のデータを入力するときには、刊行された年月を入れなければ、この大学のサーバがデータ保存を拒否してきます。しかし、ドイツで出版される本には、日本で言う奥付に当たる部分に刊行された年は記載してあっても月はありません。そのため、月を入力しないとドイツ語関係の著書・論文ははねつけられます。今回も、データベースには、ウソの刊行月を仮に入れてあります。

 わが研究院の管理職は、30分もあると入力できます、と教授会で言われるのですが、この入力要領にあるように、マジメに研究・教育をしておれば、入力に要する時間は膨大なものになるはずです。指導している院生・外国人研究生らの履修状況も全部、ひとりひとり入力しなければなりません。院生・院生OBらの研究業績もデータを正確に収集して載せなければなりません。それらのデータが大学によって有効に使われた、ということは聞いた経験がありません。

 身体を壊しても入力をしてくれ、と言われますので、2年前にも、今回も頑張って入力を続けました。多くの同僚は、多数の業績があるにもかかわらず、面倒だ、という理由で相当程度の事項の入力をカットされています。少ないように見えても、時間の節約のために、入力をされていないだけです。

 ただ、怖いのは、大学が何らかの事情で個人調書を作る際には、ここに挙がっているデータをコピーして、知らない間に調書として作成していることです。従って、ある程度書いておかないと、後の祭り、ということも起きるようです。

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