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2009.08.08

弁No.100 見ざる・言わざる・聞かざる・考えざる

弁護士No.100 元・裁判官で、裁判官懇話会の元世話人などを務められた梶田英雄氏が亡くなられました。今夜、19時から草津市でお通夜が執り行われます。明日が葬儀です。享年75歳ですから、早世という感じしかなく、私にとっては突然の訃報でありました。

 梶田氏は、記録映画『日独裁判官物語』の中で、こう言われていました。

 裁判官に対する差別についてです。

「具体的にいえば、一応三つあるのですがね。一つは任地ですね。
任地上の差別があります。これはやはり希望する所へなかなか行け
ない。それから二つ目は給料ですね。それから三つ目は部総括裁判
長の指名を受けられない。部総括裁判官というのは裁判長になるこ
とですね、合議体の裁判長。裁判官としては非常にやりがいのある
仕事なんですけれど、こういうポストになかなか就けさせてもらえ
ない。この三つが人事上の差別の非常に大きな要素になっているわ
けですね」。

 弔電には、次のように書きました。上記の記録映画のシナリオ作りの際には私が失念していて映画にはならなかったセリフです。

 「梶田先生、ご冥福をお祈りいたします。先生のご名言「(裁判所では)見ざる、言わざる、聞かざる、考えざるですよ」が裁判所から消えるようにさらに微力を尽くしたいと思います。数々のご教示、ありがとうございました。」

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