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2009年9月の記事

2009.09.28

行政・自治No.108 「大規模市町村合併を理解できない国・スイス 」

行政・自治No.108 すでに10日ほど前になりますが、全国町村会『町村週報』2693号の表紙にある「閑話休題」に、標記のタイトルのコラムを載せております。テーマは、編集部からの依頼というか、相談の上で決まったものです。なぜ、その国では広域合併がなくて今もやっていけるのか。そのメカニズムはもっと研究されるべきでしょう。

 ところで、今、調べたら、全国町村会のホームページでもすでに「閑話休題」欄で公開されていることがわかりました。こちらをご覧下さい。

 このホームページにある 研究業績→随想欄 からも行くことができます。

 今回は、表紙写真も私がスイスの首都・ベルンで写した市内中心部のものが使われています。説明は、PDFの方の右下にあるキャプションをお読み下さい。

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2009.09.27

明日は我が身の「全国国公私立大学の事件情報」

 2日前に他大学の教員に教えてもらい、1時間ほど前に初めてアクセスしてみました。

 恥ずかしながら、今までまったく知りませんでした。「全国国公私立大学の事件情報 研究者の地位と権利を守るための全国的ネットワークをつくろう!」というホームページを見ました。

 2002年に、ある大学の何名もの教授の懲戒解雇事件に端を発して設けられ、当該事件に至った人事問題の前任者であった大学教員個人によって管理運営されているそうです。全国の国公私立大学の各種事件について大変な情報量があります。これほど多くの大学で事件が起きているのか、と日本の大学が辿る悪化一途の実情がわかってきます。

 必要があって調べごとをしていましたら、2006年に九大の組合が出した大学管理者宛の質問状とそれに対する回答も載っていましたが、大学側回答はまったく(意図的な)的外れです。こうした文書のやりとりがあったことも知りませんでした。

 今後、この事件情報ホームページのお世話にもならなければならないかもしれません。
 

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2009.09.13

行政・自治No.107 かたやま健也(片山健也)氏が当選しました!

行政・自治No.107 片山さんの当選が確定しました。役場の開票速報は、実に早いですね。10分刻みで、刻々と報道されました。

 これで、まちづくり基本条例(自治基本条例)の全国第1号のニセコ町も、新たな基礎の上に、立派なまちづくりが進んで行くことでしょう。

> ニセコ町長選挙投開票速報
> 【1】
> 更新:平成21年9月13日 20時24分
> 開票状況(速報) 開票率:23.61% 21時20分現在
> 候補者氏名 党派 得票数
> かたやま 健也 無所属 400票
> たかはし 守   無所属 400票
> 無効票 0票
>
> 【2】
> 開票状況(速報) 開票率:54.60% 21時30分現在
> 候補者氏名 党派 得票数
> かたやま 健也 無所属 1,000票
> たかはし 守   無所属 850票
> 無効票 0票
>
> 【3】
> 開票状況(速報) 開票率:99.47% 21時40分現在
> 候補者氏名 党派 得票数
> かたやま 健也   無所属 2,057票
> たかはし 守   無所属  1,313票
> 無効票 0票

> 【4】 更新:平成21年9月13日 21時49分
> 開票状況(確定) 開票率:100%  21時45分確定
> 候補者氏名 党派 得票数
> かたやま 健也 無所属 2,057票
> たかはし 守   無所属 1,313票
> 無効票 18票

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行政・自治No.106 ニセコ町長選 まもなく開票開始

行政・自治No.106 こんなに月日が経つのが早かったのか、と今になって思うのですが、このブログで今回の選挙のことについて記事を書く間もないまま、今日がニセコ町長選の投票日でした。

 あと15分で投票は終了。21時から開票です。

 役場のホームページでは開票速報がすぐに出ると聞いています。開票速報コーナーは、ここです。

 先日の衆議院選挙で、自分の選挙区を始めとする福岡県内の開票速報を地元新聞社のホームページで見ていたら、いつまで経ってもこんな感じでした。

 7割~8割の当確が出ているのに、です。22時になっても未開票とは。何のために、速報コーナーがあったのか、理由・原因が、ちょっとわかりません。

 …… 引用 ……
 > 福岡1区(4人) 未開票( 21時59分更新 )
 > 松本  龍
 > (58) 民(前) 0票 0%
 > 宮崎 道秀
 > (51) 諸(新)
 > (幸福) 0票 0%
 > 内田  裕
 > (53) 共(新) 0票 0%
 > 遠藤 宣彦
 > (46) 自(前) 0票 0%
 >
 > 福岡2区(4人) 未開票( 21時59分更新 )
 > 稲富 修二
 > (39) 民(新) 0票 0%
 > 佐竹 秀夫
 > (55) 諸(新)
 > (幸福) 0票 0%
 > 山崎  拓
 > (72) 自(前) 0票 0%
 > 小林 解子
 > (29) 共(新) 0票 0%

 …… 引用、おわり ……

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2009.09.12

移動: 借地人、借家人に補償のない用地買収を最高裁が容認

 このブログのトップに半年あまり掲載していました損失補償問題に関する異様な法解釈関係の記事をここに移動しました。

 この問題を扱っているブログですが、いつまで継続されるかは定かではありません。

 同ブログにおける2009年3月27日付けの〈借地人、借家人に補償のない用地買収を最高裁が容認〉を、是非、ご覧下さい。その他の記事は、そのブログのトップ・ページからアクセスしてみてください。

 2009年6月16日付の読売新聞夕刊は、この買収用地=福岡市職員研修所用地に、有害物質のフッ素が基準の56倍もあることを7段組みで報道しました。この点に関する問題点ついても、上記のブログに記載されております。
 事態は、土壌汚染問題からさらに広がっていくようです。かなりの頻度で更新が続いています。

 そして、内部から、驚くべきほど正直なコメントが載せられました(8月7日)。こういう職員の方々がひっそりとおられるのを知り、涙が出そうでした。文面からは、かなり高位の方かなと勝手に推測しています。

 この事件は、どういう形で決着を見るのか、私には予測がつきません。ただ、異様な実務が大手を振って通っていくことになるのでしょうが、それは、いくら最高裁判決があるから、と言っても、法治国家である以上、平等原則や、規則の形を取っていても一定の規範性はあると考えられるので、福岡市には避けて欲しいですし、そういう「願い」以上に、同じような実務を二度とやってはならないでしょう。

 行政は(も?)、裁判で勝つためにどのような主張をしてもいい、とは言えないはずだ、ということは残しておきたいと思います。

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2009.09.10

アラベラ・美歩・シュタインバッハー & ライプツィヒ・ゲヴァントハウス管弦楽団 in 北九州市

 中国・日本演奏ツアーの一環で、ドイツの名門楽団 ライプツィヒ・ゲヴァンとハウス管弦楽団とともに、アラベラ・美歩・シュタインバッハーが独奏をします。

 ゲヴァントハウス管弦楽団と聞いてすぐに思い起こすのはちょうど20年前の東西の壁の崩壊のことです。1989年に壁が崩壊した際に、大きなきっかけとなったと言われるデモ行進などがライプツィヒで起きました。そのデモの先頭に立ったリーダーの1人が当時ゲヴァントハウス管弦楽団の常任指揮者だったクルト・マズア氏です。当時の教会内部での緊張しきった状況などは頻繁に報道されました。偉大な指揮者クルト・マズア氏たちが行ったデモは「月曜デモ」と呼ばれてライプツィヒ市民の誇りとなったと言います。その後、一時期、マズア氏はドイツの大統領候補の一人になったことも知られた事実でしょう。とても由緒あるオーケストラの演奏会です。

 今回は、北九州国際音楽祭に組み込まれた演奏会です。

 リッカルド・シャイー(指揮)
 ライプツィヒ・ゲヴァントハウス管弦楽団
 アラベラ・美歩・シュタインバッハー(ヴァイオリン)
 -------------------------------------------
 曲目
 モーツァルト:ヴァイオリン協奏曲 第3番 ト長調 K. 216  
 マーラー:交響曲 第1番 ニ長調 「巨人」 


 日時:2009年10月29日(木)19:00開演
 会場:九州厚生年金会館 ウェルシティ小倉 


 まだチケットは、福岡市内も含めてあるようです。
 当日は、北九州市内で誕生した実母、そして健在の祖母も同会場に姿を見せる予定です。

 九州方面の方には、お勧めしたいと思います。

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2009.09.04

北九州市有志主催の複数の自治体法務研修講座のご案内

 タイトル通り、複数の研修講座が開講されます。いずれも無料です。

 申込みフォーマットに従って、近郊自治体の方、あるいは、市民の方はお申し込み下さい。

  → 研修講座の詳細

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