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2009年11月の記事

2009.11.21

弁No.102 今日、日本裁判官ネットワークの10周年記念シンポジウム

弁No.102 今日は、日本裁判官ネットワークが発足して10周年になるのを記念して、東京でシンポジウムが開催されます。13時からです。私は、業務上の都合で参加できないので、残念です。

 裁判官も若返り、参加者が増えることをずっと期待したのですが、ほとんどメンバーの増加はないようです。

 この辺りも、日本の司法の根本問題が解消されていないことの証左でしょう。私が、司法「制度」改革は行われた部分があっても、司法改革は行われていないということと関わっています。

 同ネットワークのホームページをご覧下さい。私との関わりは、設立に至る契機のほかに、ドイツの複数の裁判官団体からのメッセージであるこの部分も見ていただきますと有り難いです。

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2009.11.19

過剰サービス?

 アマゾンというネット上の本屋さんがあります。たまに利用します。

 最近では、ホテル・旅館などのチェック記録が「旅窓」や「じゃらん」に残っているのは承知しています。ですが、検索結果を参考にして自動的にコンピュータが情報提供をしてくれるサービスまで登場するのが良いのか悪いのか。お節介か迷惑か。

> Amazon.co.jpのお客様へ、
>
> Amazon.co.jpで、以前にカザルス(パブロ)のミュージックをチェックされた方に、このご案内をお送りしています。『メンデルスゾーン:弦楽四重奏曲集 第2集』、2009年11月25日発売予定です。

 そのうち、アマゾンから、アダルト書籍やアダルトDVDの案内が来るかもしれない。

 「Amazon.co.jpで、以前に○○という検索語でアダルト書籍を検索された方に、ご趣味をお持ちと拝察して、このご案内をお送りしています。」

 などと来るのでしょうねぇ。

 弁護士業務(刑事事件)で、福岡県内の某農村地域のデリバリーヘルス嬢の時間相場などを詳しく調べる必要があったのですが、下手すると、以後、メールで案内もあるのでしょうか。

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2009.11.18

行政・自治No.111 恵庭市長選の結果を思う・・・

行政・自治No.111 去る2009年11月15日に投開票が行われた北海道恵庭市長選挙で、現職の中島興世氏が敗れ、北海道議会議員を4期務めた原田裕氏が当選されました。

 さて、このお二人、私が北大に赴任してすぐの時期に、「恵庭市まちづくり研究会」の代表メンバーとして揃って研究室に来られ、恵庭市での地方自治法勉強会の講師をして欲しいと言われました。この依頼に先立って、すでに西尾勝教授(当時・東大教授)の連続講義、そして講義録の刊行・販売なども行われており、北海道の自治体職員の学習・実践ブームの火付け役グループでした。確か『イミダス』や岩波新書などにも登場する著名な自主研究グループでした。彼らは、その後も、次々と著名大学教授らを首都圏から招いて講演会や研修会を次々と行った「恵庭まち研」行事の創設者なのです。手弁当での海外研修なども著名です。

 原田氏は、旅館・料理店などの家業を継ぐために中途退職され、その後、道議を続けておられましたが、こうして市長選でご両人が対決されることになるとは、当時は予想できないことでした。

 全国に知られた恵庭まち研のメンバーも、20余年の間に、かなりバラバラになっていったようです。年月が経つうちに、考え方も行き方も変わっていくこと多いとはいえ、何かしら釈然としないものが残ります。

 国内各地では、新しい研究会も次々と生まれていますが、世の移り変わりをひしひしと感じる3日前の選挙でした。

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2009.11.17

自治体法務関係 研究会のご案内(九州方面)

 望年会・忘年会を兼ねた研究会の時期となりました。

 「第48回九州自治体法務研究会」 と 北九州市政策法務自主研究会主催「自治体法務講座」・「自治体法務出前講座」のご案内です。

 詳しくは、「第48回九州自治体法務研究会」のご案内

 この研究会について、詳細は、九州自治体法務研究会のホームページをご覧ください。12月研究会参加希望者は、紹介者が要りますので、木佐までご連絡をお願いします。

       北九州市関係の2つの講座ご案内

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2009.11.09

ベルリンの壁崩壊からちょうど20年目の日に

 今日は、ベルリンの壁が崩壊してから、ちょうど20年目の日。あっという間の20年でした。

 この間、東西格差の拡大や、オスタルギーという新造語の話が出てきて、歴史の螺旋的展開を思わざるを得ないですね。

 そもそも、壁が崩壊したとき、「誰一人予測したものはいない」と言われ、今に至ってもそう言い続けている人がいますが、私にはそうは思えなかったです。

 ミュンヘンから鉄路で「ドイツ民主共和国」を8~9時間くらいでしょうか突っ切り、その悲惨な風景を目の当たりにしてきらびやかな西ベルリンに入った1986年夏に、宿泊先の安ホテルから「間もなく東西の壁はなくなるでしょう」、という趣旨のハガキを当時、北大の同僚であった社会主義法専攻の小森田秋夫教授に証拠のために送っておきました。どうみても、その国が存続し続けるとは思えない車窓風景でした。もっとも、そのときは、西側から義勇軍が旧東ドイツなどの環境破壊で苦しむ人々を救出に入る、ということを想定していました。

 そしてわずか3年強で壁は崩れました。小森田先生は、当時のハガキは失った、と言われていますので、今では何の証拠も提出するわけにはいきません。

 壁が崩れた1989年のその日は、北大の軍艦講堂で講義をしていました。あの、ベルリンの壁の上で旗を振ったりしている人々の姿をテレビで見たのは帰宅後のことでした。
 期待が裏切られ、旧東ドイツをノスタルジックに考える人々が多数生まれていることは承知していますが、今、連続で新聞報道されている旧・東ドイツ時代のスポーツ選手が薬物漬けになっていた事実などもトータルに考えなければ、あの壁があった方が良かった、とは到底いえないでしょう。もっと書き続けたいテーマですが、明日も用事が詰まっているので。

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2009.11.05

低スピードの猛爆音族の連続超爆音 それもほぼ毎日

 今朝も、4時半から2回、110番に電話をしました。9月の半ば以降、110番に電話をしたのは家族がかけたものを含めると7回くらいでしょうか。

 マンション前の道路を、午前2時半頃から午前5時半頃にかけて、ほとんど毎晩、よほどの雨でも降っていない限り、暴爆音族がバイクで走ります。暴走族ではありません。のろりのろり時速10キロくらいで約150メートルくらいの距離をアクセル操作による猛爆音を発して行ったり来たり。

 110番をすると、パトカーが来てくれることもあるし、何もしてくれないこともあります。昼に福岡中央警察署の通常の代表電話番号である 734-0110 に電話して、暴爆音族の取締り体制について聞くと、中央署、早良署、機動隊、その他何とかという組織を併せて6つの出動元からパトカーなどで取り締まっているというのですが、一向に対策が採られているようには思えません。

 多くのバイクは二人乗車、つまり多くは女の子を乗せているように見えます。今朝も、110番をした後、パトカーは来たようですが、電話に出る110番の警官にも爆音は聞こえています。電話での会話もできないほどです。その目の前で、地元見回り用のミニ・パトがゆっくりと、バイクの後ろを走って、自らもUターンして走っています。直接に停止させるとか、逮捕するとかの行動をするのではなく、ナンバープレートや運転者の写真でも撮っているのでしょうか。同一テンポで動いているようにしか見えません。ミニ・パトと同じスピードで、爆音バイクの支援車も後から走っています。

 ともかく、11月も中旬が近づくというのに、10台ものバイクが隊列を組んで、あるいは単独で走り回っています。それも2時間くらい。そしてやっと眠りかけるとまた5時頃にまた爆音が・・・という慢性睡眠不足状態。

 ここ約1カ月、体調を崩して、学会も海外出張もドタキャンを繰り返しましたが、単に過労が原因ではなく、この春から一貫して続いている猛爆音族のバイクのせいだろうとも思います。

 彼らが走っている道路では、24時間監視をしている韓国領事館前に立ちっぱなしの警官もいるし、すぐ斜め前には交番もあるのですが、所管の関係で取締行為はできないのか、それとも袋だたきになりかねない集団的暴力が怖いので猛爆音族の取締りもできないのか。ともかく、このまま毎夜、毎夜、猛爆音に苦しめられていると、転居を考えるしかないですね。取締りの不作為を理由として、義務付け訴訟でも考えるか、県を相手方とする国家賠償訴訟くらいしか思いつきませんが、とても一家族では。

 しばしば、「安全と安心」という言葉が語られていますが、どこのことやら・・・という昨今です。今夜も、爆音で起こされるだろうと気になって眠りが浅いことでしょう。

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