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2009.11.09

ベルリンの壁崩壊からちょうど20年目の日に

 今日は、ベルリンの壁が崩壊してから、ちょうど20年目の日。あっという間の20年でした。

 この間、東西格差の拡大や、オスタルギーという新造語の話が出てきて、歴史の螺旋的展開を思わざるを得ないですね。

 そもそも、壁が崩壊したとき、「誰一人予測したものはいない」と言われ、今に至ってもそう言い続けている人がいますが、私にはそうは思えなかったです。

 ミュンヘンから鉄路で「ドイツ民主共和国」を8~9時間くらいでしょうか突っ切り、その悲惨な風景を目の当たりにしてきらびやかな西ベルリンに入った1986年夏に、宿泊先の安ホテルから「間もなく東西の壁はなくなるでしょう」、という趣旨のハガキを当時、北大の同僚であった社会主義法専攻の小森田秋夫教授に証拠のために送っておきました。どうみても、その国が存続し続けるとは思えない車窓風景でした。もっとも、そのときは、西側から義勇軍が旧東ドイツなどの環境破壊で苦しむ人々を救出に入る、ということを想定していました。

 そしてわずか3年強で壁は崩れました。小森田先生は、当時のハガキは失った、と言われていますので、今では何の証拠も提出するわけにはいきません。

 壁が崩れた1989年のその日は、北大の軍艦講堂で講義をしていました。あの、ベルリンの壁の上で旗を振ったりしている人々の姿をテレビで見たのは帰宅後のことでした。
 期待が裏切られ、旧東ドイツをノスタルジックに考える人々が多数生まれていることは承知していますが、今、連続で新聞報道されている旧・東ドイツ時代のスポーツ選手が薬物漬けになっていた事実などもトータルに考えなければ、あの壁があった方が良かった、とは到底いえないでしょう。もっと書き続けたいテーマですが、明日も用事が詰まっているので。

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