騒音の横移動 幹線から支線へ
2007年、2008年は騒音問題など、年中意識していなかったのに、2009年から急に大檄音地域に変身したのは、取締り強化、運動強化による騒音の横移動だったのですね。皮肉ですが、取締りが強化されていなければ、私どもの地域は平穏なままだった、ということなのです。根本的対策は? 騒音が移動した地域は、百道浜と違って、住民間の横の連携は、まったくなさそうです。この件、この程度で書くのを止めますが、これから夏、秋、冬にかけて、いったい何回、110番をすることになるのやら。
> 毎日新聞 2010年4月22日 西部夕刊> 暴走族:福岡・百道浜、官民で撃退 封鎖ネットで侵入阻止、0時以降の営業自粛
> ◇騒音110番が8割減--1~3月
> 暴走族の団体数が59と全国一の福岡県でも特に被害が深刻とされる福岡市早良区の百道浜地区で、昨秋から始まった官民一体の対策が奏功して騒音被害が激減している。夏場にかけて各地で出没が予想される中、暴走族を締め出すモデルケースとして注目を集めそうだ。【関谷俊介】
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> 土曜日の深夜1時。コンビニの前に立つ若い女性に路肩に止めた車の男性が声をかける。昼間のオフィス街の百道浜地区は夜になると一転して様相を変える。
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> 県警早良署によると、百道浜地区は道路幅が広く、都市高速の出入り口が近いため、93年ごろから週末を中心に県内外から暴走族が集まるようになった。
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> 近隣住民によると、昨年までは改造バイク数台が、大音量で音楽を流しながら蛇行運転。爆音がビルに反響し、明け方まで「眠れない」と訴える住民が続出。暴走族に関する110番は同署管内だけで昨年297件も寄せられた。これを受けて同署は昨年10月から週末を中心に、幅約7メートル、高さ約1・6メートルの「封鎖ネット」を張り、一網打尽にする作戦に打って出た。
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> 一方、地区住民も取り締まりを支援しようと、被害状況を問う住民アンケート実施。被害が深刻な場所を調べて同署に提出した。飲食店や屋台計約10店も、暴走族を見物する「期待族」が集まらないよう午前0時以降の営業を自粛した。
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> 封鎖ネットによる「捕獲実績」はまだないが、封鎖ネットを見た暴走族がUターンして現れなくなった。今年1~3月の騒音関連の110番は前年同期の62件から14件と約8割も減る抑止効果を発揮している。
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> 百道浜校区自治協議会の柴崎正広会長は「成果は上がっているが、シーズンの夏に向けて見回りなどの対策を一層強化したい」と気を引き締めている。
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