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2010年5月の記事

2010.05.31

「ガラパゴス化」 「ガラパゴス現象」 「初めて」 「例がない」(その2)

 脳科学者の茂木健一郎教授が、ご自身のブログで、日本の大学のガラパゴス化について、書かれて話題になっているそうです。どうやら、同ブログでは、世界標準から離れる、という意味で使われているようですが。

 そのようなガラパゴス化は日本の大学に関しては常識だ、と思っていたのですが、新しい発見であるように言われると、えッという感じです。アジアの各国の大学教授らとおつきあいしても、日本の大学の種々の意味における遅れには、唖然とすることが多いです。今週も、上記でいうところの「ガラパゴス」との戦いが続きます。

 ただ、このガラパゴス化という語の創始者である本多勝一氏が最初から言われていたように、ガラパゴス島の動植物には申し訳ない使い方ですね。彼ら動植物は、誰にも迷惑をかけていないはずです。

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2010.05.28

Railways の5月29日 封切りに際して (その1)公募俳優に応募した女の話

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 実は、この女とは、私の母親です。80歳超。写真のレールの真ん前にあるのが実家。その実家の前の Rail から東向きと西向きを写すとこのような風景です。たった2両編成、朝だけは4両編成の鉄の固まりが走る騒音は、はっきり言って、ハンパではありません。帰省すると数日は眠れない。電車が通らない時間帯に上手に寝るしかないですが、至難の技。普通、1~2泊しかしないので、慣れる前に実家を離れるのです。
 母は、結婚して以来60年も朝6時から夜の11時半まで電車の音を聞き、これを時計代わりにして畑仕事をしているので身体の一部になるようで、生きてきた記念?に、松江市で行われた「女優」の公募に出かけてきたとか。
 台詞が一言、二言ある役が高齢者向けにあったそうで、その面接に。本人は、錦織監督の前で、シャーシャーと、監督のお顔を見たかったから、と言ったとか、言わなかったとか。当然、ハズレ。この母親、自ら要介護者にして、2人の介護をしているのですが、こういう行動にも出てしまいます。子ども譲り(?)なんでしょうか。

 そうそう。私にとって大事なことを書き忘れかけていました。私が中学生から大学生時代。いつも電車の運転中に運転席でおしゃべりしていた(もう、時効ですね)運転士の田中さん。家の庭にいるときや畑にいるときには、挨拶代わりに短い警笛をならしてくれてましたよね。今、ご健在であれば、80歳か85歳くらいではないでしょうか。観光バスの添乗員をしていた頃、いつも平田営業所発の観光バスのときには運転をされていた原さんや勝部さん(だったかな)、お元気でしょうか。ご健在なら90歳前後でしょうか。

 バタデン(誰がこんな表現を使い始めたのだ? 地元ではきちんと「いちばたでんしゃ」と言っていたのに!)の映画が、Railways とおしゃれになって、いよいよ明日は全国公開。今日も九州の朝刊に、派手に宣伝が出ていました。明日は、終日研究会があるので、封切りの日には見ることができません。

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2010.05.27

自転車盗難の被害届を出したら顔写真や指紋を取られる?

 指導している大学院生が、自転車盗難に遭ったというので、とりあえず、自転車盗難の件数や、関係機関での処理のされ方なども調べるために、検索をかけたら、なんと、こんな記事が。

 自転車盗難に遭った女性が逆に犯人にされたり、顔写真や指紋を○○で採られる話です。

 この記事によると、ポリスマンの方々の自殺も多いようです。

 私も、今日が、大学のネット上で「研究者情報」という枠の中で、法人従業員として教育や研究の業績や、1年間の諸活動を入力する締切日ですが、とても、全体を入力するような時間はないです。上記の方々のように、デッチ上げで何かを入力するしかないようです。精一杯の努力はするつもりですが、とてもとても指示されただけの仕事をこなす時間はまったくありません。ノルマ、って、怖いものです。

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2010.05.26

「市民」 としての 「市の区域内に不動産を所有する者」

 今日(すでに昨日になりましたが)、2010年5月25日の夕食をとりながら、23時にテレビを見ていたら、2地域に居住する人が増加している旨の話をやっていました。

 かつての山間部などから、次第次第に、都市部でも、住宅地や商店街のスキマスキマに、不在住宅や管理者不明の土地が目立ってきました。

 今回、北九州市の自治基本条例では、「市の区域内に不動産を所有する者」を市民概念の中に入れて、一定の所有者責任をとってもらうように考えました。私どもの調査の範囲内では、自治基本条例やまちづくり基本条例で不在地主を住民の中に入れて、「まちづくり」に一定の貢献をしてもらおうとする規定を入れるのは初めてのことではないかと思います。現在は、市作成の素案段階がパブリック・コメントを受け付けている最中ですが、この部分はおそらくそのまま残っていく(自治基本条例の規定になる)と思われます。

 ちなみに、素案1条の第1号の「市民」の規定は以下のようになっています。

 「市の区域内に住所を有する者(以下「住民」という。)、市の区域内に存する事業所若(も)しくは事務所に勤務する者、市の区域内に存する学校に在学する者、市の区域内に不動産を所有する者又は市の区域内で事業活動その他まちづくりに関する活動を行う者若(も)しくは団体」

 問題は、この規定をもとに、どのような具体策を採ることができるのか、ですが。

 パブリック・コメント中の市素案は、こちら にあります。これは、カラー版ですが、14ものファイルに分かれている上に、OCR認識も効きませんので、せめてワード版か、OCR化されたPDFファイルも掲載するようにパブコメ担当窓口に意見を具申したところです。

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2010.05.24

ブログで生まれる新しい縁

 このところ、本ブログに書いておいた一言で、いろいろな方のご協力が得られ、さまざまな新しいご縁が増えてきており、心から感謝しています。

 自分の著書が原作のアニメ『地域主権の確立』(日本青年会議所・製作)を探している、と書きましたところ、JC関係者の方が、JC本部にマスター・テープ(VHS)が保存されていることを突き止めてくださり、いずれかの折りに、自分の目で、再度、このアニメを見る日がやってきそうです。

 過日、北山修きたやまおさむ)・九大名誉教授のさよならコンサートなどをご紹介した際に、NHK-FM放送番組の録音も入手できたら、と勝手なことを書いておりましたところ、関東にお住まいの方から、ご親切に各種の情報提供などもいただきました。そして、私信のやりとりもあった後、2002年にNHKホールで収録され、2009年11月1日にNHK-BS2で放映された『ザ・フォーク・クルセーダーズ 新結成記念 解散音楽會』も見せていただく機会をいただきました。
 「さよならコンサート」でも、この「解散音楽會」でも、最後には涙が出てしまいました。
 (ちなみに、この「解散音楽會」は、販売されているようです。ただし、CDのようです。私は、画像で見せてもらいました。)

 日頃、つまらないことしか書いておりませんが、ずっと以前の「いつかある日」の歌詞探しのときと同様に、次々と未知の方々とのご縁が生まれることを有り難く思う日々です。今でも、「いつかある日」のキーワードで本ブログを訪ねてくださる方も少なくありません。実は、今日も訪問者が複数ありました。

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2010.05.23

2010年5月19日午後から夜にかけての発信メールについて

 2010年5月19日の15時以降21時くらいの間に大学研究室より発信したメールは、かなりのものが配信されていないか、非常に遅配になっているようです。
 大学院受講学生用のメーリングリストに配信したメールは、5月22日になって配信されました。20日以降に配信したものの方が先に届いています。

 問題は、メーリングリストのように自分にも配信したものは、不達が確認できますが、どうやら同僚や知人に大学発で送ったメールは配信されていないようです。

 届いていない方に対して、お心当たりの方は?と尋ねても無理であることはわかっていますが、すぐに返事をいただくのが通常の方からの何らの反応(返信)がないため、不達になっていることが判った次第です。今日、明日は大学に行きませんので、誰に何を送ったのかが私もわからなくなっています。私からの返信を待つという事情のある方は、至急、ご連絡ください。

 なお、昨日、今日も大学のIDに宛てられたメールを読み込むことはできません。不通のようです(今日の日曜については、工事による停電の通知が来ていますが)。

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2010.05.22

行政・自治No.111 転載・紹介 【拡散希望】 宮崎の口蹄疫・現場の叫び

行政・自治No.111  「たまねぎ通信」というブログに遭遇しました。ブログ主は、私にとり一面識もない方で、「自他共に認めるずぼらな主婦」なのだそうです。いわば、転載の転載になりますが、あまりに大事なことが書いてある(引用してある)と考えますので、紹介させていただきます。

  【拡散希望】 宮崎の口蹄疫・現場の叫び

 2010年5月11日の記事です。すでに10日以上経っていますが、事の本質がどれほど伝わっているかどうか。この国の政治と行政は、緊急事態、危機管理を要する事態において、どうなっているのでしょうか?

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2010.05.20

口蹄疫拡大で研究会場も変更に

 2010年5月29日(土)に宮崎県えびの市で開催予定の九州自治体法務研究会は、運営委員の間で無数のメールが交わされた後、今日の夕方に至って、会場を変更することになりました。

 この問題は、考えてみるといろいろな宿題・課題を残すものとなっています。小さな道路では車のタイヤまで消毒しているところがある一方、高速道路ではまったく消毒チェックがないとか、初動時の問題とか。

 九州の中部以南の自治体では、研究会会員が消毒やら広報の活動などで、農業部門勤務かどうかとは関係なく拘束され、とても勉強会どころではありません。会員から入ってくる情報だけでも、聞けば聞くほど(読めば読むほど)深刻で、対策地域の拡大の一途です。

 しかし、7月には全国規模の武者修行大会が札幌で行われるため、研究会自体の延期もできません。えびの市での研究会の2週間後には全国大会向けの合宿研究会もすでに企画されています。

 当面、会場を熊本に移して、予定された29日に開催の予定ですが、自治体の職員や議員の方がどれほど参加できるのか、予想がつきません。現段階でも普段の例会よりも相当参加者は減りそうです。

 こういう面の危機管理体制も、自治体政策法務の素材なのですが、今回は、現地に入ってみることを断念せざるを得ません。

 

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2010.05.19

猛爆音族の突然の(暫定的?)消滅 or 撲滅?

 2010年4月23日付けを最後に、自宅前道路の猛爆音族のことは書いていませんが、なんと、ゴールデンウィーク中も含めて、この間、ほとんど1台も、暴走族も猛爆音族も走っていないような感じです。1夜だけ、午前3時頃でしょうか、爆音が始まったら直ちにパトカーの音。いつの日だったか思い出せなくなっていますが、それが最後、という感じです。あまりにも突然に安眠できる状態になったので、おそらく深夜から明け方に書けて、取締り体制が相当に強化されたように思いますが、せっかく眠れるのですから、わざわざ起きて視察にまでは出かけていません。本当は、お茶でももって、慰問に行くべきでしょうか。

 個人的には大変有り難いことですが、騒音源が別のところに行っているとすれば、申し訳ない気にもなります。

 それにしても、このブログ記事が、何らかの取締り対策に貢献しているのかどうか、その点は、まったくわかりません。ただ、最近は、いろいろの公的機関(防衛省を含む)からブログの各ページをチェックしていただいているようで、お忙しいところ、恐縮です。

 一般の自治体職員の方々は、仕事場からのアクセスができなくなっているようで、自治体からの訪問者はめっきり減っていますね。圧倒的な読者層は自治体職員の方々なのですが。もっとも読んでいないのが、自分の勤務先大学のロー・スクール生や大学院生だったりして。

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2010.05.15

行政・自治No.110 地方六団体(自治体連合組織)、事業仕分け対象からはずれたとか

行政・自治No.110  私が見た新聞やネット記事では見つからないので、書くことにしました。2010年5月12日付けの本欄で書きました「行政・自治No.109 ほんとうに正気? 「地方六団体(地方6団体)」を「事業仕分け」対象に?」について、政府筋より続報をいただきました。

 新聞の中には、私が引用したよりも正確に仕分け対象になる自治体連合組織名や、仕分けの対象にすることを強く指摘した人の名前、その理由なども挙がっていますので、もう引用してもいいでしょう。

 5月15日夕刻までの段階で、地方六団体はいわゆる事業仕分けの対象から除外されたそうです。たしかに、下記の記事で指摘されているように、国際的にみれば「世界遺産」に指摘してもいいような地方六団体の天下り先機関化は、枝野大臣も一時は同調したように、問題がありすぎます。しかし、そのことと、行政改革や財政改革の一貫として分析対象とするには論理の飛躍がありすぎます。これを指摘する人が、どこかに本当にいないのでしょうか?

 なぜに日本では、政権周辺の研究者(政治学者、行政学者、行政法学者)が適切な対応ができないのでしょうか。台湾や韓国をみても、政権交代があれば、政権・官界や裁判所の人事でも研究者(学者)の世界がそれなりに異なった対応を強いられています。日本は、学会(学界)も万世一系なのでしょうか。昨日書いた「ガラパゴス化」や「シーラカンス現象」に一つの現れなのでしょうか。それとも、刷新会議の委員の中に消極論があったということですから、その方が研究者であったとすれば、優れた見識を押し通されたことになるのでしょうが、私には詳細は判りません。

北國・富山新聞  (2010/5/8 22:22更新) より
 河北新報などにも載っているようですから、共同通信の配信ですね。このくらい正確な報道であるべきです。西日本新聞まで同じ記事であるのはブロック紙としては・・・。同紙の西日本フォーラム委員をしている身としてはいささか情けない思いです(別のページに詳細な解説欄でもあったのであれば、この評価を取り下げます)。

 …… 引用(一部) ……
事業仕分け後半、知事会も対象に-枝野行政刷新担当相 枝野幸男行政刷新担当相は8日、公益法人などを対象に行政刷新会議が20日から実施する事業仕分け第2弾後半日程で、全国知事会などの地方団体を取り上げる方針を固めた。知事会や全国市長会など地方6団体が総務省OBの天下り先になっているとの批判を重視、天下り根絶への強い姿勢を示すとともに、地方分権の障害になっていないかどうか実態を調べる必要があると判断した。

 この問題については、4月20日の刷新会議で前鳥取県知事の片山善博慶応大教授が「地方6団体の事務局は典型的な天下り団体だ。しっかりとメスを入れる必要がある」と指摘。枝野氏が「広い意味で行政刷新の視野に入れる」と応じていた。

 日程の都合もあり、仕分け対象は地方6団体のうち知事会を含む1、2団体となる見通しだ。

 ただ、地方6団体は地方自治法に基づく「全国的連合組織」で、公益法人などとは組織の在り方が異なる上、刷新会議内に天下り調査のため特定の組織を取り上げるのは、効率性などを検討する「事業仕分け」の手法になじまないとの意見があるため、具体的な議論の進め方は今後調整する。

 …… 引用、おわり ……

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2010.05.14

「ガラパゴス化」 「ガラパゴス現象」 「初めて」 「例がない」

 「初めて」、「最初」という言葉や、「これまで(例が、一例も、事例が etc. )ない」という結論や表現には、非常に慎重であるべき、と日頃から自戒していますし、学生にも論文執筆などの際には注意するように伝えています。
 
 目下、この「最初」という言葉をめぐり、やりとりが2か月が経ちました。

 2010年3月5日のことです。同年2月20日第1刷発行の吉川尚宏ガラパゴス化する日本』(講談社新書)の「はじめに」が発端です。

 筆者・吉川氏が「日本が克服すべき課題は何なのかと研究テーマのモチーフについて思いめぐらしていたところ、出会ったキーワードが「ガラパゴス化」であった。(改行)もともと、このガラパゴス化という言葉は、筆者の同僚であった北俊一氏が「日本は本当にケータイ先進国なのかガラパゴス諸島なのか」という問題提起を行った論文(野村総合研究所『知的資産創造』2006年11月号)で使ったのが最初である。」
 とありました。

 えッ? とんでもない。ここ数年、ケータイ電話との関係で日本のガラパゴス化が言われているのは、私も知っていましたが、やっと理系の領域でも気づいたのか、というのが私の感想であって、「ガラパゴス化」の語が初めて使われたのが2006年、というのは初耳(初読み)です。

 私は、2000年5月18日の参議院法務委員会でも、日本の司法のガラパゴス現象については公言しており元をただせば、一連の司法改革論議の中で使っていました。活字になったものはあまりなく、当時は、ガラパゴス現象、あるいは、シーラカンス現象、と称していました。文字通り、「ガラパゴス化」を使ったのは、本多勝一氏の『週刊金曜日』にあり、そのコピーは、法務委員会でも委員に配付されています。

 この件、また、追って。

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2010.05.12

行政・自治No.109 ほんとうに正気? 「地方六団体(地方6団体)」を「事業仕分け」対象に?

行政・自治No.109  どの新聞にも載っていたかどうか分かりませんが、2010年5月11日付け朝日新聞1面トップに、「第2弾後半戦」の「事業仕分け」候補組織が掲載されていました。
 
 目を疑ったのは、全国知事会など「地方6団体」が対象候補法人に上がっている、という部分です。
 
 単なる「誤報」なのか非常に心配になりましたので、昨日昼には問い合わせをしました。今日の朝、政府関係者から、この記事の報道する地方6団体が「対象になっている」ということは事実である旨の確認をもらいました。主たる主張者名も判明しました。

 そうだとすると、大変なことです。現在の日本の地方6団体の事務局最高幹部人事が、世界的には全く異常なものあることは、私にも前提事実です。だからといって、歴史的には、明治時代に、高知や兵庫の辺りなどから、まさに、市町村の自治的・自主的連合組織として発展してきた良い側面もあり、アジアも含めて国際的には重要度をいよいよ増している自治体連合組織を、現状において日本の6団体に問題があり、一種の出先機関的人事が行われているとか、一種の政治的圧力団体的になっているからといって、「政府の事業仕分け」の対象にするのは、憲法の地方自治保障や地方自治法で定められている自治体連合組織の規定からしても理解できないことです。

 地方6団体自身に、不祥事が相次いだことも要因の1つかもしれません。それは自治の未成熟とか、国民主権が本当には成立していないことに基づくのでしょう。ですが、「それとこれは別」という分別もときには必要であって、自治体連合組織自身の自己点検、ひいては国民全体の責任であって、「事業効果」という観点から事業内容をチェックするという話にはならないでしょう。

 正直なところ、日本の自治体連合組織の一部が、宝くじ収益も資金の一部として活動していることなど、ドイツなどからは信じられないということになるのですが、その改革論は別の問題です。

 ちょっと血迷った、としか言いようのないところに入っているようですが、今、地域主権問題を始めとして、法的にきちんとした議論によって、トータルに地方自治の問題を考えることが、どれほど政府や各種審議会・委員会・検討会などでできているのか、かなり深刻な問題のように思えます。理論的にストップをかけることのできる人はいないのでしょうか?

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2010.05.08

きたやまおさむ(北山修)九大名誉教授の「ファイナルレクチャー(1)」

 NHK-FMでも,コンサート翌日に収録した北山先生のファイナルレクチャーの模様が5月3日(月)23:00~24:005月10日(月)23:00~24:00の2日間にわたり放送されることをお知らせしていました。
 下の方で、どなたか録音されたら、ご一報を、と書いておりましたが、今日になって大変ご親切な方から詳細な情報提供をいただきました。NHKオンデマンドというのがあるのですね。まったく一面識もない、偶然にブログに立ち寄られた方とお見受けいたしました。個人的にはお礼メールを差し上げましたが、早速、一部を聞きました。最初から、ストレートな率直な大学事情が批瀝されています。

 番組の中から:

 司会者:「ご退職にあたって率直なお気持ちを。」

 北山教授:「正確には19年と半年なんですよ。正確には。でも、ま、つくづくと、いいときにやめるなと思んですよね。いいとき、とは、皆さんそうおっしゃいますね。大学教員というのは昔はもう少し優雅だった、優雅な仕事だったですね。最近の教員は、事務的なことばっかりやらされてですね。そういう仕事がものすごく多いですね。最近は、最近の教員は事務的なことばかりやっぱりやらされてですね、伝票書きとか報告書づくりとかいろんなものを書かされてですね。最近の教員は、研究とか学生と遊んでいるヒマがないみたいですね。」

 司会者:「そうすると「これからは、これを機会に事務仕事から解放されて、ヤッホー」ということでしょうか。」

 司会者:「九大っていう大学はどういう大学だったでしょう。」

 北山教授:「九大の評価ですが、数字で判断される世界では、確かに1番ではないですよ。臨床心理学というのを勉強して、研究して、教えてきた立場で言えば、狂っている心とか、異常とか、あるいはちょっとおかしな心というのは、中央から排除されている心でしょう。心のあり方ですね。障害をもった方々の心理学とかケアのあり方を考えると数字から遠ざけられた、中央から遠ざけられている心のありようを扱うのですね。そういう意味では、ちょっとはずれにある、というか、周辺にある位置というのは、周辺でもなんか中央というか、   九州大学の臨床心理学は日本一だと思うんですね。そこで学ばせていただけたし、同僚、良い学生に恵まれたのは、大変幸せな19年間だったですね。これは掛け値なしの評価ですね。私のようね変な者を置いとけた包容力のある学生たちと教員たちがいっぱいいる、という感じがしますね。どうでもいいといえばどうでもいいという感覚で、あんまりこだわらないという九州人のやっぱり気質がありますね。」

 北山教授:「最初は、菅原道真の心境というか、防人の感覚というか(その他いろいろな思いを込めた話)」

 「風」の演奏が入った後・・・

 司会者:「西の方に、という言葉も出ましたが、こちら九州大学は、伊都キャンパスへという言葉が出ましたが、九大はますます西に行きますね。」

 北山教授:「ますます西に追いやられるね。西から天変地異を中央に起こすとか」

 司会者:「考え方を変えれば、どんどんトップランナーに行くといういことか・・・」

 北山教授:「気がついたら、誰も追いかけていない(会場爆笑)・・・とか。それは、困る、困る。」

 (後半で)

 九大勤務時代の最大の驚きは、という学生の質問がありました。医学部の講義は、全科目必修だそうですから、学生もきつい。北山教授の臨床心理学講義では、「学生が音を立てて寝出す」とのこと。医師国家試験にない科目では、学生はよく眠るのだそうで、この点は、ロー・スクールで司法試験科目でない講義での学生対応とおおむねにています。私は、思わず、にやり。

 (以下、略)

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2010.05.07

テーマ地 不明 ハタデン? バタデン?

100503railwaysshishakairesize_2 あちこちで、映画「Railways」の試写会が行われているようです。地元では、大変な話題というか、お祭り行事でも、ひとたび、現地を離れると、何のことやら、というのが一般的なようです。話題になるにしても、特定の地元の話というのではなくて、普遍性を与えられ、抽象化されていきます。(←写真クリックで、画像が少し大きくなります。)

 これは、2010年5月3日付の九州版朝日新聞の試写会案内ですが、当然に、島根県、一畑電鉄、バタデン、一畑電車、などのキーワードは出てきません。あくまで、「家族」と「人生」を問う映画の試写会案内でしかありません。島根県議会で、この映画のために出した補助金が、映画タイトル変更により、正しい使途になっているか、という質問が出たようですが、ある意味では正しい質問であり、ある意味では、映画の波及効果を考えれば了見の狭い質問であったことがわかるでしょう。


 ちなみに、昔は週刊誌といえば、大体毎号を飛行機の中で見ていましたが(女性週刊誌ではなくて、新潮、文春、現代、ポスト)、今やそのチャンスは、病院とか床屋にいったときくらいです。
 
 過日、床屋に行った際に、滅多に見ることのできない女性週刊誌を読破。『女性自身』2010年4月13日号(光文社)120頁には、中井貴一が写った Railways のポスター。もちろん、試写会入場券プレゼントの案内ですが、記事にはハタデンと書いてありました。
 バタデンの間違いであることは明白ですが、おそらく校正段階のミスではなくて、原稿自体が間違っていたのではないかと推測します。かなり規模の大きい試写会の宣伝記事なのですが、関心のない人にとっては、バタデンでもハタデンでも、どうでもいいのですよね。
 ちなみに、旅行者が島根県東部を歩いているときに発音されるのを聞くと、「いちはた」電車という方が多いですね。畑は、パタとも読みますしね。田畑は、タハタもありますが、デンパタとも読みますしね。そうは言っても「イチパタ」電車、という人はみかけたことがありません。

 疲れてしまったときの、ストック原稿からでした。

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2010.05.01

きたやまおさむ(北山修)九大名誉教授の「さよならコンサート」

 標題のコンサートがNHKで放映されることを、昨日、九州大学の教職員限定サイトでの案内から知りました。

 若き日に、フォークソングをたくさん聴いた方々には朗報かもしれません。

 ファンの方々や、ネット上ではすでに知られた情報かもしれませんが、滅多に学内限定掲示板など見ないものですから、ひょっとして後で後悔することになっても困るなぁ、というサービス精神により情報のお裾分けです。

 なお、最終講義も、NHK FM で、近日中に放送されるようです。これは、誰か、録音してくれないかな。

 学内にいても、まったく知らなかった  ニュース(お知らせ)  です。九大生協にホームページがあることを今の今まで知らなかった。北大生協のニュースは、毎月届いているのに!


 改行、字下げ、太字は、木佐によるものです。

 …… 引用 ……
教職員の皆様  > お知らせ

 タイトル北山修先生のさよならコンサートが放送決定

 今年3月に定年退職された,北山修名誉教授の退職記念として医学部百年講堂で開催された「さよならコンサート」の模様が5月2日(日)15:30~16:50NHKBS-2で放送されることになりました。
番組では当日のコンサートが放映されると共に伊都キャンパス嚶鳴天空広場のテーマソング「愛し伊都の国」も放送される予定です。

 また,NHK-FMでも,コンサート翌日に収録した北山先生のファイナルレクチャーの模様が5月3日(月)23:00~24:005月10日(月)23:00~24:00の2日間にわたり放送されることになりまし
た。

 番組の情報は以下の通りです。

きたやまおさむ さよならコンサート
 NHK-BS2 5月2日(日) 15:30~16:50
 番組紹介ホームページへ

 きたやまおさむの九大ファイナルレクチャー
 NHK-FM 5月3日(月) 23:00~24:00,第1 回目
 番組紹介ホームページへ
 ※NHK-FMでは5月10日(月)23:00~24:00に第2回目が放送予定です。

 …… 引用、おわり ……

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