口蹄疫拡大で研究会場も変更に
2010年5月29日(土)に宮崎県えびの市で開催予定の九州自治体法務研究会は、運営委員の間で無数のメールが交わされた後、今日の夕方に至って、会場を変更することになりました。
この問題は、考えてみるといろいろな宿題・課題を残すものとなっています。小さな道路では車のタイヤまで消毒しているところがある一方、高速道路ではまったく消毒チェックがないとか、初動時の問題とか。
九州の中部以南の自治体では、研究会会員が消毒やら広報の活動などで、農業部門勤務かどうかとは関係なく拘束され、とても勉強会どころではありません。会員から入ってくる情報だけでも、聞けば聞くほど(読めば読むほど)深刻で、対策地域の拡大の一途です。
しかし、7月には全国規模の武者修行大会が札幌で行われるため、研究会自体の延期もできません。えびの市での研究会の2週間後には全国大会向けの合宿研究会もすでに企画されています。
当面、会場を熊本に移して、予定された29日に開催の予定ですが、自治体の職員や議員の方がどれほど参加できるのか、予想がつきません。現段階でも普段の例会よりも相当参加者は減りそうです。
こういう面の危機管理体制も、自治体政策法務の素材なのですが、今回は、現地に入ってみることを断念せざるを得ません。
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