Railways の5月29日 封切りに際して (その1)公募俳優に応募した女の話
実は、この女とは、私の母親です。80歳超。写真のレールの真ん前にあるのが実家。その実家の前の Rail から東向きと西向きを写すとこのような風景です。たった2両編成、朝だけは4両編成の鉄の固まりが走る騒音は、はっきり言って、ハンパではありません。帰省すると数日は眠れない。電車が通らない時間帯に上手に寝るしかないですが、至難の技。普通、1~2泊しかしないので、慣れる前に実家を離れるのです。
母は、結婚して以来60年も朝6時から夜の11時半まで電車の音を聞き、これを時計代わりにして畑仕事をしているので身体の一部になるようで、生きてきた記念?に、松江市で行われた「女優」の公募に出かけてきたとか。
台詞が一言、二言ある役が高齢者向けにあったそうで、その面接に。本人は、錦織監督の前で、シャーシャーと、監督のお顔を見たかったから、と言ったとか、言わなかったとか。当然、ハズレ。この母親、自ら要介護者にして、2人の介護をしているのですが、こういう行動にも出てしまいます。子ども譲り(?)なんでしょうか。
そうそう。私にとって大事なことを書き忘れかけていました。私が中学生から大学生時代。いつも電車の運転中に運転席でおしゃべりしていた(もう、時効ですね)運転士の田中さん。家の庭にいるときや畑にいるときには、挨拶代わりに短い警笛をならしてくれてましたよね。今、ご健在であれば、80歳か85歳くらいではないでしょうか。観光バスの添乗員をしていた頃、いつも平田営業所発の観光バスのときには運転をされていた原さんや勝部さん(だったかな)、お元気でしょうか。ご健在なら90歳前後でしょうか。
バタデン(誰がこんな表現を使い始めたのだ? 地元ではきちんと「いちばたでんしゃ」と言っていたのに!)の映画が、Railways とおしゃれになって、いよいよ明日は全国公開。今日も九州の朝刊に、派手に宣伝が出ていました。明日は、終日研究会があるので、封切りの日には見ることができません。
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