学内者向け いよいよ定年延長に伴うボーナス全面カット案明確化
今後、従来の63歳定年を隔年で1年ずつ延長して、65歳を定年とする案が出ています。これに伴い、勤勉・期末手当(ボーナス)を支給しない といった案が具体的に提示されたようです。 → 原文 はこちら
組合のニュースによれば、下記のようです。
>この際、文面をよく御覧頂き、疑問・意見などがございましたら、6月23
>日に予定されております、組合主催学習会等に御参加下さい。
大学に、いくらカネがないと言っても、この目前に至っての仕打ちは何なのだろう? 実際にはボーナスがあるからやっと生活できているのに。年間の研究費30万円強(年度末にちょっと増えることがあるから不確定)、そのうち、研究旅費(学会参加など)は年間で最大10万円(誰もが驚かれる。驚かなかった人はいないです)。学生のゼミ旅行や合宿費用も自弁・・・
多くの教員は、30歳前後から給料をもらい始めているので、実勤務年数は63歳までだと33年くらいと考えてみましょう。要するに22歳から働いている人と比べると55歳定年制というわけで、そのような会社は今でもないわけではないですが。
これには少しコメントが寄せられてもいいような。
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コメント
本当に酷い話ですね
私も九大の教員です。
説明会を、教員が集まりそうもない8月(夏休みがどんどん短縮されていき、やっと得た、わずかな研究時間)に開く。それも1週間前に開催の告示をする。
説明会に出てみれば、聞き取れないような声で、ぼそぼそと自分たちの都合を繰り返すだけ。教員の質問には、まともに答えない。答えられないのでしょう。
出してくる資料も、教員の給与が定年まで連続して上がっていくような、誤った(捏○というとご迷惑がかかるので、やめておきますが)もの。指摘されても直さず、別の会場で、また堂々と使っている。
通常、このような重大な変更は、3~5年かけて、ゆっくり議論して、納得が得られたところで行うものですが。なんで、こんな間際に提案してくるのでしょう。
この経緯をみると、今まで部局に押し付けてきた無理難題も、ぎりぎりの期日に提案して「こうなりましたので、まげてお願いします」といってきましたね。
同じやり口です。九大には、民主主義もなければ、まともな議論もありません。恥ずかしいことです。
こういう雰囲気は、すぐにほかへ伝わるでしょう。優秀な若手研究者に敬遠されることが、なにより恐ろしいですが、その方々のことを思えば、九大に赴任するのはおやめになったほうがいいとしかいえないかもしれません。残念なことですね。
投稿: 箱崎のキャンパス猫 | 2010.08.31 20:53