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2010.12.15

アラベラ·美歩·シュタインバッハー 2011年公演 プログラム

 アラベラ·美歩·シュタインバッハー 2011年日本公演のプログラム概要を掲載しておきます。

 2011年は、読売日響との共演です。 → 同楽団のプログラム


 2011年5月11日(水)19:00 電気文化会館ザ・コンサートホール(名古屋市内)
  中電不動産株式会社 主催   詳しくは → こちら
  ヴァイオリン・リサイタル
  ピアノ:Robert Kulek (ロベルト クーレック と表記)

 2011年5月12日(木)19:00 東京文化会館小ホール
  ヴァイオリン・リサイタル
  ピアノ:Robert Kulek


 2011年5月14日(土) 18:00 東京オペラシティコンサートホール
  第2回オペラシティ名曲シリーズ
  指揮:ズデニェク・マーツァル
  読売日本交響楽団
  ヴァイオリン:アラベラ・美歩・シュタインバッハー
  ドヴォルザーク/ヴァイオリン協奏曲 イ短調 作品53


 2011年5月15日(日) 14:00 横浜みなとみらいホール
  第48回みなとみらいホリデー名曲シリーズ
  指揮者、楽団、演奏曲目は同じ

 2011年5月16日(月) 19:00 サントリーホール
  第538回サントリーホール名曲シリーズ
  指揮者、楽団、演奏曲目は同じ

 招聘元のパシフィック・コンサート・マネジメントのホームページにあるシュタインバッハー紹介文は → こちら 

 ドイツ語のスケジュールは → こちら  

 英語のスケジュールは → こちら  

 本人の写真のダウンロードは → こちら

 傑作ですが、ドイツ語・英語版ホームページでは、5月14~16日の全コンサートが東京で、Minato Mirai さんの指揮で行われることになっています。ドイツ側からそのことを聞いて、一瞬、「ん?」。ミナト・ミライという指揮者は聞いたことがありません。何のことはない横浜の「みなとみらい」のことでしたが、今もホームページ上には(英独版とも)、そのように載っています。

 2010年は、シュタインバッハーの日本演奏会はないはずでした。2009年11月にライプツィッヒ・ゲヴァントハウス管弦楽団と来日し、そして、12月にもNHK交響楽団との競演がありました。本人は、後者については強い難色を示していましたが、N響側でのたっての希望で応じた経緯がありました。何しろ、東京でN響と共演したのち、翌日にはドイツでの演奏会が早々と決まっていたのです。いかに時差が8時間あるとはいえ、日本で演奏を終えた後、翌日にヨーロッパでの演奏会は酷です。こうした事情で2010年には来日予定がなかったのですが、中国での演奏会のリハーサルが東京サントリーホールであったため、急きょ、ヴァイオリンのスポンサーである日本音楽財団の依頼により東京で5月にリサイタルを行っています。

 ドイツ語版と英語版のホームページにごく最近まであった華麗な演奏会歴は、現在では削除されています。いかに多くの著名指揮者、楽団と共演したかがわかるのですが、残念なことです。

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