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2011.02.02

弁No.111 『ドキュメンタリー映画 弁護士 布施辰治』上映会

 今朝、新聞に、福岡で上映会、と案内が出ていましたので、急ぎの告知です。

 日本のシンドラーと言われた不屈の弁護士・布施辰治を描いた『ドキュメンタリー映画 弁護士 布施辰治』の上映会です。
 上映は、福岡市中央区荒戸3丁目の「ふくふくホール」で、2011年2月8日(火曜)の午後2時と6時半の2回です。
 この映画の公式ホームページは、こちらです。

 生誕130年を迎える布施辰治弁護士については、知らない方もおられるでしょう。ちょっと検索をすれば、現在では多数のサイトにぶつかります。

 同弁護士については、布施弁護士のお孫さんに当たる日本評論社元・会長兼社長大石進氏が、『弁護士・布施辰治』(西田書店)から2010年3月に刊行された本があります。 → 書籍紹介

 この本の書評はすでに多いですが、福岡県弁護士会会員書評を書かれています。

 福岡を含めた上映会日程は → こちら

 お孫さんに当たる大石進氏は、拙著『人間の尊厳と司法権――西ドイツ司法改革に学ぶ』の編集担当をしてくださいました。編集に当たられた1989年末から1990年初頭にかけては、同氏が社長職を退かれた後、新社長になられた方が突如逝去され、大石氏が復帰して社長職も兼務されることになった大変な時期でした。

 私の一切の原稿や本の中で使用するドイツの裁判官大会のポスターなどを受け取るため、わざわざ札幌までお越しになりました。そのときは、本当に疲れ果てた表情をなさっていました。お渡ししたのは、北大の百年記念会館のレストランだったと思います。

 そして、刊行後には、編集者生涯でもっともエディターシップを感じた本作りであった、とも言って下さいました。同著の「はしがき」で書いたある文言を、大石氏も、ある記念誌の中で、ご自身の文章の中で使ってもくださいました。この本は、特別に表紙の次に羊皮紙が使われていますが、同会長のご配慮によるものです。幸いなことに拙著には、20年以上経ちましたが、今のところ、誤植が1件も見つかっていません。同氏のお仕事の精密度にはすさまじいものがありました。本のサブタイトルも10以上の案を私が考えましたが、結局、大石氏のご提案のものがもっとも適切なものでした。

 祖父の布施弁護士の生涯への種々の思いがおありでしょう。司法改革問題にはきわめて強い関心をお持ちで、熱意を込めた緻密きわまる作業をしていただきました。拙著の各ページにある脚注は、1ページずつ、本文に付された注の番号に該当する注が当該ページ下に来るように、手作業で会長ご自身が貼り付けていらっしゃいました。

 大石氏を通じて、また、北大にいらっしゃった布施教授のご縁もあって、この映画に対する関心は極めて大きなものがあります。

 たった1日の福岡上映会。私は、午後の部は、博士課程の公聴会主査とダブり、夕方は、留学生や外国人訪問研究員の歓送会を兼ねた大学院ゼミの打ち上げとぶつかりました。2週間前にこの上映会スケジュールがわかっていたら・・・馳せ参じていたのですが、とても残念なことに参上できません。別の機会があるかどうか。

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