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2011.02.14

行政・自治No.134 バレンタインデーの贈り物? 「なごみの里」処分問題余録

行政・自治No.134
 きびしい寒波が続く中、今日は、何か、突然変異的なバレンタインデーの贈り物(と言っていいのか、良くないのかわかりませんが)あったみたいです。

 ずいぶんお久しぶりという感じですが、妹がお世話になっている「なごみの里」の柴田理事長からメールをいただきました。

 拝読すれば、いささかびっくりする内容です。県庁や地元からたたかれている方が、高知県の保健所から講演依頼があり、島根県も厚生労働省に改革の要望書を出したというのです。

 頂戴したメール本文などをこのブログに載せていいですか、とすぐに柴田氏に電話で尋ねて、快くご承諾をいただきました。文中の中国新聞の記事ですが、新聞社の著作権問題があるので、手元にはPDFファイルがありますが、今のところ掲載は差し控えます。

> From: 柴田久美子 <  @nagominosato.org>
> Date: Mon, 14 Feb 2011 15:30:03 +0900
> To: GDH03534(アットマーク)nifty.com
> Cc:
> Subject: 島根県から厚労省への要望書
>
> 木佐様
>
> お世話になります。
>
> 県の決定通知よりはやくも1ヶ月が経ち、今後はボランティアで幸
> 齢者様を支えていこうと決意を新たにした矢先、地元山陰中央新報> の記者様より、添付の中国新聞の記事(ひいては県の要望書)のこと
> を知らされました。
>
> 記事では私どもの行政処分をきっかけに多くの意見が寄せられ、
> 規模事業所の基準緩和に配慮をするように厚労省へ意見書を提出し
> たとあります。
> 記事中の「インフォーマルサービス」は、まさしくエンゼルチーム> に合致し、昨年4月に溝口知事と鼎談と行ったテーマでもあります。
>
> 私はこの記事を読み、とても驚きました。活動中は何らアクション
> を起こされなかったにもかかわらず、指定を取り消した後にこのよ
> うな意見を中央に要望するという流れも納得できませんし、また私
> どもが捨て石となった、そんな気がしております。
> 本日、知事宛に手紙を発送いたしました。添付させて頂きましたの
> で、新聞とあわせてご覧下さいませ。
>
> このような状況の中で、今回の県の要望を私どもの活動と合わせて
> 厚労省など議論して頂けるような方法がないか、お知恵をお貸し頂
> ければ幸いです。お忙しい中でのお願いをどうかお許し下さい。
>
> 島根県で処分を受けた私に、高知県の行政(保健所)より今回の処分
> をご存じの上で講演依頼を頂きました。精一杯、話させて頂きたい
> と思っています。
> どうか私達の小さな活動を、これからもよろしくお導き下さいませ。
>
>         全ての人々の幸せを祈り、感謝、合掌。
>
> --
> 特定非営利活動法人 なごみの里
>  柴田 久美子
>   TEL/FAX 0854-83-1645


 これって、どう解釈したら、辻褄が合うのか・・・。

 この高知県での講演が、また、出雲ではおそらく反発を招くでしょうね。

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行政と自治を考える」カテゴリの記事

コメント

※以下【行政・自治No.129】への私のコメント(2011.02.12 17:32)を再度ここに掲載

-------ここから-------

はじめまして。訪問介護事業所の経営者で、札幌市在住の男性です。

●今回の行政処分に対する今のところの私的印象→魔女狩り

・・・という印象的判断が普遍化する前に、行政は、とっとと全部公開したほうが宜しいかと。旧システム(密室性)と新システム(開放性)の板ばさみに合っているように見受けられる行政の「現場」も、色々大変なのかもしれません。真の問題点は「現場には無い」のかもしれません。

なんとなく「行政VSなごみの里」の構図に見えてしまいますが、県療養型医療施設看護管理者連絡協議会や8NPO法人で構成された同意見体、つまり「反なごみの里同盟」VS「なごみの里」で考えると、見えない部分がフォーカスの合わない状態でボンヤリと見えてくる気がします。

行政にこそ、奮い立って欲しいものです。

-------ここまで-------

きささん、すみません。貴ブログの記事を逆に読み進んでしまった挙句の投降でした。朝日新聞記事のご紹介ありがとうございます。今後も貴サイトを拝読させていただきます。リアクションは不要です。

投稿: tskn | 2011.02.14 18:30

 私のtskn さんに対するコメントも再掲しておきます。
 現在、驚くほど、今までの訪問者の枠を超えた多様な方々が本ブログにお見えのようです。国会も含めた政府関係からもあるようです。学年末や出張のため、続きがなかなか書けません。

 …… 再掲 ……
tskn さん。コメント、有り難うございました。できれば、もっと後の方の「なごみの里」関連記事へのコメントとして書いていただければ、多くの方の目に触れたと思います。

 ご指摘、まさに、「その通り」と考えております。

 両者(「同盟」と「なごみの里」)ともに、「風土」の影響を受けておられて、法的に、あるいは、表面に出たところは、「フォーカスの合わない」ものになっている、というのはご賢察の通りです。

 いずれ、また本文で触れることになると思いますが、朝日新聞の2010年1月8日の長文レポート「探訪 保守」、同年4月6日の「探訪 保守」のご一読をお薦めします。後者の記事は、「ちょっとした功名心で飛び込んだ出雲は底なしの沼だった」という出だしで始まります。
 …… 再掲 おわり ……

投稿: きさ | 2011.02.16 13:19

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