まちづくり基本条例・自治基本条例 『ポケット版』 続編
ニセコ町まちづくり基本条例のポケット版に関することの続きです。
ニセコ町のポケット版の先行事例がすでにあるのではないか、ということが気になっていました。
そこで、「まちづくり基本条例・自治基本条例 + ポケット版」でネット検索したところ、埼玉県越谷市(こしがやし)が、A7版サイズ(縦105×横74mm)で「越谷市自治基本条例」パンフレット【ポケット版】を作成していることがわかりました。「子ども版パンフレット」もあります。
同市の担当者にお話を伺ったところ、越谷市自治基本条例の施行に併せて「パンフレット」、「条例の手引き」を作成し配布した後、2010年4月頃から、ハガキの半分サイズの「ポケット版」を作成し、市民に配布したそうです。ニセコ町より1年半以上、先行していたことになります。
ポケット版のポイントとして、同市のホームページでは、「ハガキの半分の大きさです。携帯していつでもご覧になれます」と書いてあります。とても大事なことです。
そのポケット版が好評で、福祉のボランティア・グループから、是非とも点字版や音声版を作りたいとの申し出もあり、「点字版」、「拡大写本版」、「音声ガイド」(カセット・テープ)も配布されることになったようです。
現物は、まもなく頂戴でき、実際に拝見できることになりそうです。こうした試みは、非常に重要なことであり、自治基本条例を活かそうとする心意気の度合いを測る「物差し」になると思います。
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