「学者の餌付け」?
畏友・水島朝穂教授(水島さんと書く方が喜ばれるかな)から、毎週恒例のメルマガが届いた。そこからリンクははられたホームページ。今回は、さらに、おもしろい。
「学者公害」、「学者の餌付け」による「権力に迎合する学者たち」の生産、「博士多売」(薄利多売ではない)、手島孝・九大名誉教授が言われたという「審議会は、新議会」・・・エトセトラ。
水島:「私に関しては、助教授になった1983年から30年近く、北海道、広島、東京と大学を移ってきたが、その間、ただの一度も、国や自治体の審議会や委員会に入るよう要請されたことはない。一回限りの講演や意見陳述ならば、国や地方自治体のさまざまなところから依頼がきたが、審議会や委員会にはまったく縁がなかった。」。
水島:「数年前、ある中央官庁の知人から、所管する審議会委員の人選を非公式に依頼されたことがある。3人ほど候補者を挙げたが、「ところで、私は対象にならないの?」と聞いたら、相手は電話口で絶句していた。「考えたこともありませんでした」と。その通りだと思った。」
以上、ほぼ同一経験あり。
ところで、「在野」を貫く、という趣旨は分かりますが、対する言葉は「在朝」。
「朝廷」を辞書で見れば、「君主が政治をとる所」、「日本の場合は、天皇と貴族からなる中央政権のことを言います」、「天子が政治を行う所」、「the Imperial Court」、「君主制下で官僚組織をともなった政府および政権で、とりわけ中国と日本におけるものを指す」とあるのですが、これ、真意ではないでよね。
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