弁No.123 韓国の大学からの相次ぐロースクール生研修受け入れ
弁No.123 さらに別の韓国の著名大学からも、現役のロースクール生の相互研修交流と教員の研究交流、第三国も入れた国際シンポジウム開催の申し入れ等も相次いでいます。こちら側に対応できるリソースがあるかどうか、いよいよ問題となってきそうです。
近い時期に1桁の範囲内ですが、この大学からの研修生受け入れも始まります。
英語やその他の外国語が司法試験科目でもなく、外国での実習や研修が全く単位になることもない日本からわざわざ外国に行くロースクール生が出てくることは考えられません。
とはいうものの、現在在籍している学生さんたちには、こうした国際交流が学生の目にはほとんど触れないところで実質的に行われていることを知って欲しいものですし、他の日本国内のロースクールではほとんどやっていないことではないでしょうか。もう少し、胸を張っていいような気もします。
日本側学生にとっては少しでも試験対策用の時間が欲しいでしょうから、学生どうしの交流も実質的には非常に限られます。
教員も次々と国際シンポジウムの声がかかりますが、日本側で自分たちが企画する国際シンポなどをこなすだけで精一杯。
ある意味で、長期展望を欠いたまま、次々と波に飲み込まれている、というのが実情なのでしょう。
| 固定リンク
「Libra の弁護士日記」カテゴリの記事
- 防衛大学校人権侵害訴訟の控訴審逆転判決(2020.12.10)
- 新しいホームページを公開しました(2020.11.22)
- 『「司法改革」論議から司法制度改革へ 改めて「司法改革」へ』(2016.09.20)
- 弁No.129 弁護士法人 九州リーガル・クリニック法律事務所の無料法律相談(2015.07.07)
- 弁No.128 最終版!?『テキストブック現代司法〔第6版〕』刊行(2015.03.23)
この記事へのコメントは終了しました。
コメント