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2012.10.22

自治・行政No.156 仕手株なみの価格変動 『地方自治制度“ 再編論議” の深層』

自治・行政No.156 九州内のある方が、『地方自治制度“ 再編論議” の深層~ジャーナリストが分析する~』(公人の友社)をメルマガ風の連絡網で仲間に紹介していただいたので、私もアマゾンのサイトをクリックして見ました。
 → こちら

 なんと、「在庫なし」になっています。そして、すでに中古本として5冊が販売されています。これまで謹呈分と販売分は、併せてもせいぜし数百冊ですから、5冊の中古というのは、ひょっとすると、かつての私の本ブログでの記事(ブーメランになった拙著のこと)のように、謹呈分も流れているのかもしれません。

 で、その中古本としての価格に驚きました。昨日(2012年10月21日)朝に見たときは、なんと、定価1,575円の新刊本が、出品者により、それぞれ、2,230円、2,230円、2,351円、2,361円、4,975円となっているのです。最低でも50%、最高では174%もの高い価格で取引対象になっています。すなわち、定価の3倍近くになっています。

 同日の夕方に見ると、2,200円台だったと思いますが、22日の正午現在では、最低価格は2,197円。需給と早く売りたいという出品者の駆け引きで、これほど中古価格が変化するとは思っていませんでした。まるで、仕手株の値動きのようです。

 アマゾンに本来の定価の新品が納品されれば、この中古価格は一気に、定価以下に下がるでしょう。おもしろいです。

 どうしてこうなるか、出版社に聞きましたら、アマゾン側からはすべてコンピューターの自動発注なので、アマゾンに1冊納本してあれば、それがなくなると「在庫なし」になり、注文数次第で、コンピューターが機械的(自動的)に発注するそうです。アマゾンのサイトを見て「在庫なし」を確認し、その結果、注文する人がいなくなると、注文者はゼロになりますから、アマゾンからの自動発注が出版社に行かないのだそうです。

 そして、こういう在庫状況をコンピューターで検索している出品者(古書店)は、刻々の変化をこれまたコンピューターで覚知して、値段をつけ直しているようですね。

 たった1,000冊程度しか印刷していない本でありながら、正直に言えば、出版社には「在庫ありまくり」状態でありながら、人がほとんど関知しないところで、「在庫なし」状態になるようです。ちょっと、考えさせられます。出版社側からは、アマゾンに対して、システムの仕様からして何の働きかけもできないそうです

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コメント

アマゾンでの在庫切れには、そのようなからくりがあったのですか。
実は私もあるMLで紹介されてから直ぐにアマゾンに注文したのですが「在庫切れ」でした。安ければ直ぐに注文しますが、定価よりも高い中古本を買う余裕は無く困っているところでした。何とかして入手しようと考えています。

投稿: 松本佳久 | 2012.10.24 16:25

 ケニア・ハウスさん、ご投稿、有り難うございました。

 アマゾンには本の画像がない場合がありますでしょう? 著者の場合は別ですが、監修者には、画像を提供する権利がありません。自分が監修している本で画像を載せることができないのです。同様に、新版が出たあとの旧版も表紙写真がないでしょう。これもまた載せるのがきわめて困難なのです。私のテキスト類は、すべての版について、デザインや色合いが違うので、古本でも写真の貼り付けたいのですが、この8月にアマゾンの担当者たち(かなり複数の部署の)とやりあいましたが、解決策なしですね。著者専用のサイトからのリンクも難しいです。

投稿: きさ | 2012.10.24 22:38

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