大学教員の日曜日
前回の記事を書いて、可能な限り毎日、短くてもブログを書こうと心に誓ったはずですが、やはり軽く1か月経ってしまいました。
さて、大学の教員は土日にどのような「安息」の時間を取っているのでしょうか・・・。
ある学会の委員会委員全員宛に、委員長から緊急重要事項の問い合わせが昨日5月19日の午前1時前に発信されました。最初の発信から現時点で約30時間しか経っていません。
それ以降の出来事です。
委員長メールに対してすぐに回答をした委員が1名。翌朝から午前中のうちにほぼ全員が確認の連絡をしています。
私だけ、ダントツ最下位の今朝、午前6時44分。私の場合には、委員長メールを深夜に確認していましたが、回答に要する全資料を大学研究室に置いていたこと、所用のため日曜日には出勤が叶わなかったことから、今朝の普段の登校時間になってしまいました。
かくして、他分野はわかりませんが、私の属する法律のある学会では、一番若くても50歳代後半?、そして60歳代後半の大学教員まで、計12名の委員が、日曜にパソコンを開いて仕事をしていることが一目瞭然でした。これほど、データ的にはっきりと現れた大学教員の日曜日の様子を見たのは初めてです。
私が代表をしている科研費の大型研究のメンバーの回答も遅くはないと思いますが、この委員会委員の反応の早さに比べれば、ほとんど「遅延」の一語に尽きるかな、という感じです。
(1) Date: Sun, 19 May 2013 00:48:38(委員長発信)
(2) Date: Sun, 19 May 2013 01:13:59(以下、各委員の回答時間)
(3) Date: Sun, 19 May 2013 08:41:53
(4) Date: Sun, 19 May 2013 09:11:46
(5) Date: Sun, 19 May 2013 09:17:49
(6) Date: Sun, 19 May 2013 09:29:46
(7) Date: Sun, 19 May 2013 09:43:38
(8) Date: Sun, 19 May 2013 10:09:11
(9) Date: Sun, 19 May 2013 10:57:54
(10) Date: Sun, 19 May 2013 12:20:57
(11) Date: Sun, 19 May 2013 15:38:07
(12) Date: Mon, 20 May 2013 06:44:17(最後に発信の木佐)
この最後の回答が委員長発信から30時間をちょっと切っています。大学教員に安息の時間が実質的に保障されているのかどうか・・・
これって、結局のところ、教員の勤務時間が土日に食い込んでいるのか、好きで学会に入っているのだから、大学の業務ではないのか・・・
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