行政・自治No.171 木佐茂男『国際比較の中の地方自治と法』(第3回)
行政・自治No.171 これから、この本の各章の解説を「チラ読み」の対象にしたいと思っています。その際、少しは、各章の主題と関連のある写真を載せたいと考えますが、何しろ、過去の地方自治関連の写真は30年分以上に及び、探すのは大変です。
今日の関連写真は、本著のカバー表紙に使われているセピア色の写真の現物(その2)です。前回の(その1)に当たるのは、街路標識でしたが、今回は、ドイツの国会議員の選挙の模様です。シュパイヤー市内で、各政党がテントの下で、政策のアピールをし、訪れた子どもたちには風船を、大人にもボールペンなどを渡しています。それが、選挙違反だの買収行為だのという議論は聞いたことがありません。
次回は、投開票の管理を誰がしているか、書くことにします。要するに、選挙の実態が異なれば、その国の民主主義のあり方や、民度の違いも自ずと明らかになってくると考えています。日本の地方自治制度を考えるときに、まず現行の選挙制度の存在をすべて所与のものとしてスタートするのはかなり問題だと思っています。
今日は、第1章の解説(書き下ろし版) をアップロードします。
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