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2015.08.23

行政・自治No.179 『分権危惧論の検証』の刊行

150715bunkenkiguronnokenshou行政・自治No.179 すでに2か月近く前のことですが、(2015年)7月15日付けで、写真のような本(ブックス・シリーズの一つ)を出しています。8月には、同じシリーズでもう1冊が出ます。

 嶋田暁文・木佐茂男〔編著〕・青木栄一・野口和雄・沼尾波子〔著〕『分権危惧論の検証 ― 教育・都市計画・福祉を題材にして』(公人の友社、2015年)です。ISBN978-4-87555-8 定価2,000円プラス税です。

 これは、シンポジウムの記録の形をとっており、読みやすくおもしろいと思います。


 2011年度~2013年度(実質的には2014度まで)の文部科学省・科学研究費による成果ということになっていますが、希有なイヤミとして、この書の「奥付」には、こう書きました。「本書は、2011~2013年度実施の文部科学省科学研究費助成事業・基盤研究(A)「地方自治法制のパラダイム転換」(課題番号:23243006)(代表:木佐茂男)の共同研究活動の成果である。ただし、出版のための印刷費用は研究代表者の個人負担による。」

 文部科学省、日本学術振興財団、大学当局は、何かといえば「国民の税金による研究であるから・・・」という理由で、本当に限られた費目の支出しか認めてくれません。1日に3箇所の自治体訪問調査をするのに、レンタカー使用は許さないので、1つの町へ行くといったん公共交通機関で中心都市まで戻り、そこで乗り換えて1日に例えば2本か3本しか走っていない路線バスで次の取材先へ行くように、とか、レンタカーや自家用車よりいっそう高額になるのにJRの新幹線で行けとか(普通列車を乗り継いではたどり着けない)、無茶苦茶を迫ります。世間的な常識に従った融通のきく支出ができません。結果として実際に研究する研究者の自己負担は増すばかりで。この奥付は、品がないこと、この上ないですが、愚痴の素直な直接表現です。

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