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2016.01.22

今後、司法統計は、どの時点のものを使う?

0107we160112 これ、たまたま出会った「平成21年度の全裁判所の「民事・行政事件」既済件数」ですが、何と、8種類もの異なった数字が、出てきます。冊子体の『司法統計年報』>、冊子体の正誤表裁判所のウェブサイトの3つです。

 そして、その元の平成21年度の数字が、毎年、正誤表によって訂正されており、今から5年前の既済件数のはずなのに、年々、件数が増えています。

 今後、民訴、刑訴、法社会学、行政法その他もろもろの司法統計を利用して研究する人は、どの年度時点の何を見て、分析の前提とする件数としたのか、数字ごと(セルごと)に明示しなければならないでしょう。

 私も、このたび、これほど統計というものを信用できないか、改めて自覚し、過去の論文や著作について訂正記事を書かなければならないと考えているところです。部分的には、今春刊行予定書では、統計データが「同一基準」で採用されていないことについてお詫びを書きました。

 本当に、今後は、毎年、毎年、冊子体、その正誤表、ウェブサイトに載っている数字を過去10年くらい遡って、一つ一つ検証しなければならないでしょう。研究者は、どうしたらいいでしょうね?


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