『任期付き弁護士の自治体勤務制度は、世界で普遍的?(3)
懇親会後の記念撮影。高雄市側職員は、2013年秋の『倍返し!』を、何故か、反復されていました。結構、感情移入があったみたいで。日本のテレビの影響も大きいですが、政治・行政の動向にも敏感だと思いました。
続いて、台北市の訴願(行政不服審査)審査室なども紹介しましょう。
どの本に書いたか、今思い起こせませんが、1990年前後のドイツ・ミュンヘン市役所で、人口120万台のところ、市役所内に100数十名の法曹有資格者がいました(ひょっとして、200人程度であったかも)。彼らは、普通に公務員として働いています。日本の弁護士は、なぜ、それほど特殊な地位でなければならないのか、今少し、国際比較もしつつ、考えなければならないように思っています。
のちほど、台北市の不服審査室の写真を見ていただければ、日本の行政不服審査のイメージが、完全に壊れるのではないでしょうか。
ドイツの公開不服審査が行われている州(ヘッセン州とラインラント=プァルツ州)については、どこかに写真を掲載していたはずです。
「任期付き雇用の弁護士」という特殊な地位・職について、誰かと、きちんと議論してみたいと思っていますが、残念ながら、なかなか機会がありません。
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