ご案内: 熊本県産山村 「合併しなかった自治体の将来を考えるシンポジウム」
すでに予告しておりました「合併しなかった自治体の将来を考えるシンポジウム」を、予定どおり、熊本県産山村で開催致します。
平成15年(2003年)11月23日に、市町村合併に揺らぐ阿蘇郡産山村において、住民目線に立ち、「産山村を考える会」が主催して「小さな自治体の可能性と展望」というフォーラムを行いました。人口1,800人の村に120名が集まって議論したのです。
写真は、そのときの模様です。
その後、いろいろな議論ののち、結果的に産山村は合併をしませんでした。近隣町村との合併を望んだ方々も多数おられます。
それから13年。今、検証をしようということになりました。
企画内容の日時のみ掲載します。詳細は、ご案内のPDFファイルをご覧下さい。
平成28年11月13日(日)14:00 開始
14日(月)11:00 終了(予定)後、エクスカーション
コーディネーターは、9月24日に急逝されました今川晃教授でした。開催案内には、追悼の意を込めまして、同教授のお名前を載せさせて頂きました。開催当日のコーディネーター役は、急遽、私(木佐)が担当致します。
非常に多数の研究者が、ボランティアで本企画にご協力いただけることになりました。この場を借りましてお礼申し上げます。
合併しなかった小さな自治体が前進できるための要素は何か、課題は何か、少しでも浮き彫りにできればと思っております。
また、合併した自治体にとっても、何らかのヒントになるようなシンポジウムと討論の場にしたいと考えています。
実行委員会の主要グループである「ふるさと食農ほんわかネット」の「事務局次長」というカタガキがありながら、これまで何ら貢献をしてこなかった私として、罪滅ぼしの企画でもありますが、この「ほんわかネット」の強力なネットワークと結束力(?)のご披露の場でもあると考えています。
去る10月8日未明に、阿蘇山が36年ぶりの爆発的な噴火をしました。それでも、地元の皆さまと緊密な連携・連絡を取りながら、実行致します。
資力に乏しい学生諸氏などのため、地元では無償家庭宿泊の体制を取ってくださいました。ご利用ください。今川教授と私がお願いした絶対不可欠の要素(要するに、自分たちが食べてみたいという欲望)に応えるべく、阿蘇のあか牛をメインにした大交流会も予定されております。地元のご厚意で、あか牛以外の食材は、地元提供ということで格別の価格で試食できることとなりました。
当日参加は可能ですが、格安料金での宿泊・大交流会の申込みは、10月31日(月)までにお願い致します。
シンポジウム案内 → PDFファイル
参加申込書 → エクセル・ファイル